熊本から気ままに山と自転車のブログ

藤井八幡宮・長坂厳島宮

藤井八幡宮・長坂厳島宮
2020/8/1(土) 晴

最高気温34.2°午前中薄く雲が広がってきたので自転車日和と10時過ぎから山鹿市方向にポタリングに出たが、11時頃から夏の暑い日差しが照りつけてきた。

ルートは、暑い中での集中力の欠如による事故を避けるべく、一般道を避けて熊鹿ロードを走る。
熊本市と山鹿市との境の宮原辺りで12時のチャイムを聞く。
今日は、早めの帰宅を想定し近くの藤井八幡宮(写真1参照)により、その後昼食の予定とする。


鳥居を潜ると右側に「弥陀三尊板碑(写真2参照)がある。
聖地としての歴史を感じる。


立派な楼門(写真3参照)がある。


拝殿は、唐破風の入母屋造りで下り藤の神紋(写真4参照)が目に留まった。
神紋の藤花穂基部がクルスに見えた。高橋八幡宮の神紋は十字剣である。千田聖母八幡宮の神紋は剣唐花紋である。他の八幡宮の神紋も気をつけて見てみたいと思う。もしかして八幡神は景教の影響を受けているのか?


拝殿右側に山鹿市指定文化財「藤井八幡宮如法経塔(にょほうきょうとう)」(写真5参照)がある。


標柱側面には、「供養、納経、墓等の目的で建てられた石塔です。基礎の上面の反花が浮き彫りされ、正面には鎌倉時代(弘安六(1283)年)の銘が残っています。」(写真6参照)とある。


境内摂社として、熊野神社(写真7参照)が鎮座する。


藤井八幡宮を後にして国道325に出て昼食をとり、神社裏古墳を探訪したことがある方保田八幡宮へ移動、立ち寄る。
その後、菊池川を渡り「長坂厳島宮」(写真8参照)に移動する。


この宮の奉納踊り「長坂なれなれなすび踊り」が日本文化遺産(写真9参照)に指定されているという。起源は室町時代とある。なすびは奈良時代に渡来したようだが、それがどうして奉納踊りになったか知りたいところである。


立派な楼門(写真10参照)がある。


神殿右側の壁に見事な彫刻(写真11参照)がある。テーマは唐獅子か?


神殿後ろ壁の彫刻(写真12参照)のテーマは、龍のようである。


神殿後ろ壁の彫刻(写真13参照)のテーマは、麒麟のようである。
この地は、古代茂賀の浦湖の中でも低い位置にあるようで、水害の被害のことが書いてある。厳島神社は宗像三女神を祭神とする。平家との繋がりがあるのか?


現在時刻13時20分に帰途に就く。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)→28km山鹿市方保田26km→熊本(自宅)
所要時間6時間(実5時間) 総計54km 走行累計34,889km


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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