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熊本から気ままに山と自転車のブログ

井寺古墳

井寺古墳
2023/5/1(月) 晴

今日は最高気温23°午前中から快晴の天候で紫外線が強そうな日になった。今日は安息日にしようとゴロゴロしていたが、本を読むのも目が疲れるので午後14時半からポタリングに出る。
目的地は、少し早いとも思うがカタルパの花の開花の確認に「徳富記念園」とし、咲いていなければ浮島池・井寺古墳に行こうと思い出かける。

国指定史跡「井寺古墳」(写真4・5・6参照)は、浮島池の南方向の丘の上にある。
Web上の情報としては、朝日新聞デジタル2021年4月29日の記事に、「5年前の熊本地震で石室が変形するなどの被害を受けた国史跡・井寺古墳(熊本県嘉島町)について、応急処置の施工方針が決まった。・・・」とある。が、そのまま止まっているのか。
ここを折り返し点として帰途に就く。



井寺古墳
2018/8/19(日) 晴

今日のポタリングは、4時間程度と前回よりは若干スケールを大きくして、トレンチ掘削調査を行っている地震で被災した嘉島町井寺古墳を目的とする。
嘉島町の水田地帯のなかを走り浮島神社から右手方向の井寺古墳に着く。
井寺古墳は、全面シートに覆われている。入り口は土嚢が積まれている。
古墳を北側にから見る(写真14参照)
従来は円墳と言われていたが、こちらから見ると確かに前方後円墳の後円部に見える。


前回訪ねたとき掘削してあったトレンチ(写真13参照)は、埋め戻されている。


古墳から東北方向へトレンチ(写真12参照)が延びている。


北西方向にもトレンチが(写真11参照)が延びている。こちらも相当に長い。


その延長線上にも試掘跡(写真10参照)がある。
前方後円墳を想定してか、かなり広い範囲で試掘されている。



2017/7/19(水) 曇
今日の天候は曇りだが、降雨はなさそうなのでポタリングに出る。
方向は東南方向、井寺古墳とする。14時出発。
中無田橋を渡る。
矢形川の遠方には飯田山が見える。180°振り返れば金峰山が見える。
両山の背比べの民話の樋が、頭上を通っているように思える。

目的の井寺古墳は、地震災害で石室が崩落したその復旧工事の事前調査として、トレンチを掘削(写真9参照)していた。


写真中央の段がついている所が、古墳に上るために造った平場ではなかろうかと担当の方(学芸員?)の説明であった。
トレンチを上側から眺めて見る(写真8参照)。
土質が周りと一緒だから、築造したのではなく削平して造ったのであろうとのことだった。



2016/8/20(土) 晴
今日も夕立なし。夕方からポタリングに出るが、風が生ぬるい。帰宅してから確認したら、気象庁観測値は16時35.9度、17時35.5度の猛暑日だった。
田圃道を走れば少しは涼しいだろうと、市立図書館に本の借り換えをして、その足で西無田橋を渡り嘉島町方面に向かう。
西無田橋の上流(写真7参照)で、右から矢形川、木山川、秋津川三川が合流し加勢川となる。水量豊かな水面を見ると、何故かほっとする。
「無田」の地名が示す通りの湿地帯で、ここで生活する方々にとっては厄介者でもあろう。

ビール工場も良いが、時間的には見学時間外なので「浮島さん」(浮島湧水池)を目指す。
「浮島さん」に行くなら、ニュースで地震の被害があった井寺古墳を見てみようと古墳へ直行する。
井寺古墳は全面ビニールシートに覆われていた(写真6参照)


入り口扉から崩落した石が覗く(写真5参照)
被災の程度は見当もつかないが、1600前の貴重な遺跡をなんとしても復旧保存して頂きたいと強く思う。
安政4年の地震で石室入口が見つかり、また今回の地震で石室の一部が崩壊したようだ。



2014/5/21(水) 晴
初夏の爽やかな風に誘われて、昼からサイクリングに出かける。
目的地は、以前訪れた浮島神社と井寺古墳。後は飯田山方面に時間を見計らってのポタリング。
自宅を正午出発。
途中スーパーで弁当を買い、浮島神社のある水辺公園で太公望たちの釣り糸を眺めながらの昼食。
昼食の跡は浮島神社(写真4参照)に参拝し、井寺遺跡へ。


先般九州国立博物館を訪れたとき、井寺遺跡の下りがあり、再度訪れたいと思い今日となった。
浮島神社は1001年藤原道長のころ井王三郎により建立された熊野社とのこと。
井寺遺跡は五世紀ころの古墳(写真3参照)


説明板(写真2参照)、4色の彩色壁画がり、国指定史跡とある。
古墳には、馬門石(阿蘇ピンク石=阿蘇溶結凝灰岩)が使用されていることで有名である。
この石は、千金甲古墳にも使用されている。

井寺古墳の場所:(マップファン地図)

嘉島町、御船町方面も3回目の遠征となり、方向感もかなり確かになってきた。ということで、御船町方面からの飯田山登山口を探そうと南麓を目指す。
御船町木倉地区に史跡・観光案内図看板を見て、飯田山登山口を目指すも、山中で高速道路トンネル工事現場に出たものの皆目分からない。
時間も15時半過ぎでここが限度と引き返すことにする。
高速道路工事用取り付け道路から県道に出る所に、オリジナル感溢れる御船町足水(たるみず)地区入り口案内看板(写真1参照)があった。
「足水獅子」とあるレリーフ。角が1本ある。
裏側は青色の獅子のレリーフ。
おそらく地区に獅子舞の伝承芸能があるのであろう。すばらしいことと思う。
この看板だけでもすばらしい美術品だと思う。


目新しい風物を堪能できたことを天に感謝。自然に感謝。
熊本(自宅)27km→御船町足水地区24km→熊本(自宅) 所要時間6時間(実5時間)
総計51km 走行累計6,082km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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