2023/10/4(水)晴
今日は最高気温30°と真夏日予報に、目的地を大津町の諏訪神社・諏訪水源として午前10時半からポタリングに出る。
往路は、合志市竹迫を経由し県道49を東進する。国道325を横断し杉水に下り峠川を渡り、矢護川との間の台地上を東進する。県道202との交差点まで来ると鞍岳(写真1参照)がぐっと近くなる。
ここを左折して矢護川の集落に下ると、「九万石城跡」の案内板(写真2参照)があった。立ち寄って行きたいところだがまたの機会としようと先に進む。
初生神社(写真3参照)の横を通り、左方向に分岐する林道(写真4参照)に曲がるべきところだったが、初めての道でここをスルーしてしまった。
途中2か所ほどコンクリート舗装の路を曲がってみたが、何れも行き止まりであった。
「「ぶつぶつさん」の湧水」という看板(写真5・6参照)の所まできて真木地区あることが分かり、通り過ぎに気付く。看板には、「豊かな水を子・孫に残そう!」とある。
林道分岐まで帰り、無駄足でもよいので林道を進む。途中Y字路を右に進むと直ぐに鳥居(写真7参照)がある。
50mほど進むと鳥居とその向こうに社殿が鎮座(写真8・9・10・11参照)するのが見える。
壁面に由緒書が掲げてあり、文面には、「お諏訪さまとは、建御名方命を主祭神とする諏訪神社のことです。本社は長野県の諏訪大社で、太古の時代から信州の守護神として鎮座しています。「古事記」によると、建御名方命は出雲大社の大国主命の御子神です。天孫降臨に先立って天照大御神が使者を送り、大国主命に国譲りをすすめ、大国主命は承諾しましたが、建御名方命はこれを不服として使者に力比べをいどみました。そこで天照大御神は、現在の鹿島、香取の神である武甕槌命と伊波比主命をつかわして、これを打ち破ったのです。敗れた建御名方命は信濃国の州羽海(諏訪湖)へ逃げて降伏し、この地を出ないことを誓って恭順の意を示しました。このときに逃げてきた妃神の八坂刀売命も、諏訪大社の祭神です。建御名方命の神名のタケは霊威の強いことをあらわす敬称で、ミナカタは「水潟」に通じる水辺を意味します。つまり霊威の強い水辺の神を意味します。水は飲料水、農業用水や生活用水に使われる生命の源です。ですから、建御名方命は、その水をつかさどり、私たちの生命に限りなく恵みをくださる水と農林の神なのです。また、天照大御神の使者に力比べをいどんだことから武勇の神としても仰がれ、武家時代には日本第一大武神と呼ばれて各地に勧請され、分社ができました。妃神の八坂刀売命の八坂は信濃の国に坂や峠の多い事や「弥栄」つまりより栄えることをあらわし、山国を守護する神徳があります。」とある。
建仁2年(1202)の勧請とある。
社殿から南方向に50mほど下ると水源(写真12・13・14・15参照)がある。豊富な水量が自噴している。ここを折り返し点として帰途に就く。
16時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→諏訪神社・諏訪水源27km→熊本(自宅)
総所要時間4.5時間(実3.5時間) 総計54km 走行累計56,484km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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