熊本から気ままに山と自転車のブログ

豊岡宮本横穴群

豊岡宮本横穴群
2017/10/3(火) 晴

午後一番で所用を済ませ、14時から4時間限定でポタリングに出る。
目的地は、竹迫城跡、旧合志町の中心地。
合志市須屋地区から合志台地に上り、直線道路が延びる畑地の中を走る。

豊岡原口地区の竹迫日吉神社、竹迫城跡により豊岡宮本横穴群(写真1参照)の案内標識を見て行ってみる。


説明板(写真2参照)では、平成15年10月、の塩浸川(しおひたしがわ)の法面保護工事の際、発見されたとある。
この川は、別名を苧扱川(おこぎがわ)という。「苧」=「カラムシ」とは、茎の皮から繊維を採るイラクサ科の多年草。縄文時代前期から繊維として利用されているということから、有史以前からの古い歴史がある所と推測する。(詳細は塩浸川考参照下さい)


2号墳(写真3・4参照)は、草が生えて、中が見えない。




3号墳(写真5・6参照)にも、草が生えて中が見えない。




7号墳(写真7・8参照)は、工事により「羨道部」が削られているので、肥後形いわれる屍床が左右と奥と3つ、コの字形に配置された玄室の様子が
良く分かる。
更には、半円形に刳り貫いた天井や奥壁の造形美は素晴らしい。




豊岡横穴群を後にして、もう一つの合志市指定文化財の「虚空蔵さん」を探訪する。

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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