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熊本から気ままに山と自転車のブログ

永山橋(眼鏡橋)・立門橋(眼鏡橋)

永山橋・立門橋(熊本県指定文化財)
2019/2/1(金) 晴

この頃やたらと寒さを痛感する。
生理学的に正しいかどうかは分からないが、運動量が減り代謝量が減っているので基礎体温が下がり寒さをより感じるのではないかと思い、今日は少し長距離を走ろうと菊池市「いだてん」撮影地永山橋までポタリングに出た。9時半出発。

菊池市街地を過ぎ、国道387を菊池渓谷に向かって上る。標高差170mほどだろうか。坂の途中、相当に上った所に梅の花(写真1参照)が咲いていた。この後は下りか?と少し期待したが、なおもアップダウンが続く。


永山橋まで0.5km近くまで来たが所在が分からず、2kmほど下ってガソリンスタンドで道を聞く。灯油の配達のついでだとは思うが、道を先導していただいた。有難うございました。
再度、気を取りなおして県道45を辿り、県道から逸れて永山地区に入ると永山口番所跡の標識と六地蔵(写真2参照)があった。1823年架橋の旧永山橋はこの辺りか。


振り返った所に、永山橋(県指定文化財)(写真3参照)が見えた。明治9年着工し明治11年(1878)年完成したと言う。


橋に近づくとこの景観(写真4参照)。テレビで見た畑仕事をしている場面と同じアングルである。


橋を渡り向こう岸から見る(写真5参照)。欄干に特徴があるという。柄石の一つ一つに細工がしてある。


九州自然歩道の看板(写真6参照)がある。


橋の袂に御堂(写真7参照)がある。


その隣には、稲荷神を祀ってある(写真8参照)


菊池遺産の看板(写真9参照)がある。毎月8には、村人が集まり一日中感謝の念で過ごすとある。村人の神仏と生きる静かな暮らしぶりが浮かぶ。



2km程下り、国道387脇の「立門橋(県指定文化財)」(写真10参照)を見る。


近くに寄って下から見上げる(写真11参照)アーチ内にミラーボールのような球体が見える。


球体を拡大して見る(写真12参照)スズメバチの巣のようだ。見事な球体であり、正に天然の芸術だ!


説明板(写真13参照)では、1860年完成、「立門」の文字は建設時のもので漆喰が塗り込まれているとある。完成度が高く、見事な石橋である。


帰路は3時間を要したが、日没前に帰着できた。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)47km→永山橋47km→熊本(自宅)所要時間8時間(実7時間) 総計94km 走行累計27,060km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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