ダイビングと生き物の写真ブログⅡ~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

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産卵床の流木を守るヤエヤマハナダカトンボ雄

2013-08-24 21:00:00 | 蜻蛉-沖縄

やっと写真の整理が進み始めました。

今回の西表島では固有種のヤエヤマハナダカトンボをじっくり観察することができました。
ヤエヤマハナダカトンボは西表島の渓流だけに棲むトンボで、
鮮やかな朱色の腹部と腹部より長い翅・名前のとおり高い鼻が特徴です。










ヤエヤマハナダカトンボ♂
ヤエヤマハナダカトンボは渓流の倒木に産卵します。
成熟した雄はペアとなる雌を視界に入れつつ産卵床となる流木を含む直径4m程を縄張りにします。
普段は見通しのいい草や枝に止まっていますがときどき産卵床の流木を巡回します。
ハエやコナカハグロトンボ・他のヤエヤマハナダカトンボ♂が流木に来ると全力で追い返します。
雌が来るとすかさずエスコートする形で産卵警護を行います。

ヤエヤマハナダカトンボが活動するのは晴天で陽が差しているときに限ります。
雨の日や陽が陰っている時間帯は活動はほぼ止まります。

3日間、午前10時から午後3時まで観察しましたが、
産卵は見ることができても交尾は一度も見ることが出来ませんでした。
おそらく、交尾は早朝に行われていると考えられます。

雌の警戒心がとても強くてブログにUPできるような産卵シーンは撮れませんでしたが、
雌雄の行動パターンは把握できたので次回に繋がるかなと思います。


ヤエヤマハナダカトンボの雌の写真は次回に出します。








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Rヨシゴイ・コシブトトンボなど~石垣島・西表島2013.8


石垣島・西表島ダイビング2013.8









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