三重県は、他の地域よりも
古事記や日本書紀に触れることがとても多い気がします。
(たまたまかもしれませんが)
天照大御神など、当たり前にいる暮らしの中に
古事記・日本書紀の世界観があれこれあるから、
自然と意識せず触れているから身近なんだと思うのです。
本居宣長がこの地で生まれて古事記の研究をしたのも、必然かと。
さて、そんな古事記や日本書紀の世界を
次の倭姫命の展示に向けて学んでいるのですが、
古事記の名場面のひとつが、
天照大御神が天岩戸に閉じこもって冬になり
神々が呼び戻そうと努力するところ。
天照大御神が
もうやだ!耐えられない!
って、神様ですら、隠れちゃったんだもんね。
それまでずいぶんしんどいのを我慢して、
それで耐えられなくなったんだよね。
どんなになんでも出来ちゃう神様でも、
出来ないことだってある。
あれもこれも、毎日毎日頑張って全力で、
一生懸命には、出来ないんだよ。
できない日があっても良い。
ダメな時も自分だ。
それでもなんとかやってたら、
また、頑張れる報われる日がやってくる。
周りの環境が騒ぎ出す。
ま、落ち着け。
のんびりでいいんだよ。
と、自分に言い聞かせる
雨の日の朝です。