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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

ラナンキュラス制作過程

出来た!


















下がモデルにしたラナンキュラスの花。





完成品の写真が、
色味も雰囲気も、なんか伝わらなくて
とても悔しいのだけれど、
これは作者にしか見えない欲目なのか?!

制作工程












作品を作るといつもなんだけどさ、
まだまだ自分の未熟さが見えて、
もう少し、まだまだ、って思っちゃう。
結局、やりすぎて良くなるわけではないのだけれど。






・・・

先日出会った大切にしている言葉

(描き直したいという北斎の娘に対して北斎が言い放つ言葉)
ならおめえら、いつ満足する?
あと3日か?30日か?
3年かければきっと出来ると言い切れんのかい。

「三流の玄人でも、一流の素人に勝る」
なぜだかわかるか?
こうして恥を忍ぶからだ。
己が満足できねえもんでも、
歯くいしばって、世間の目に晒す。
悔いてる暇あったら
とっとと次の仕事にかかれ。

『眩 〜北斎の娘〜』より

。。。




この言葉、めちゃくちゃ響くんだよねぇ。
苦しくなる。
ズタズタになる。
でもほんと、その通りなの。

恥を忍んで世間の目に晒す。
いまかく恥は、未来の宝だ。




........

こちらの作品は、3月の展示に出品予定。
その際の展示は販売はないため、
個別にご注文がなければ、マルシェルに出品予定です。

この作品に込めた意味などは、また次のブログあたりでご紹介します。
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