先日、川原 卓巳さん、近藤麻理恵さんご一家とお会いしたんです。
この本が世界40か国で翻訳され1,300万部の売り上げとなり、
いま、世界で一番有名な日本人とも言われる人です。
そして、川原卓巳さんは近藤麻理恵さんのご主人で、近藤麻理恵さんのプロデューサーでもある方です。
その卓巳さんと世界における日本の立ち位置について、伝統工芸の未来についていろいろお話しさせてもらったのですが、何より驚いたのが、私の作った根付をお見せした時のリアクション。
その根付の見た目への言及だけでなく、目に見えない感じることをとても大切にされていて、これまでこんなに感激してもらったことないってくらい、これすごいね!って言ってもらえて。
私、もちろん近藤麻理恵さん、川原卓巳さんの本は読んでたんですけど、お会いして初めてお二人の提唱する"spark joy" の意味が少しわかったんです。
この人たちは、見えている世界ではない五感?六感?を研ぎ澄まして、触れた感じとかそういったあらゆる感性に敏感な方々なんだな。だからこその、"spark joy"なんだな、と。
私が感じている根付や伝統工芸の魅力を真正面で受け取ってもらえた喜びとともに、これから川原さんがやろうとしていることの意味に、なるほど、だから日本か!
と、しっくりきたというか、日本の工芸頑張りますよ!という思いを強くしたのでした。
やー、楽しいとっておきの時間でした。あっという間。話しが盛り上がりすぎて、写真が一枚もないのよ。それが残念すぎる。
そして、師匠はみんなからキュートだ、キュートだと言われ、相変わらずめちゃくちゃ愛されてました。すごい人です。