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編物handmade azur ~手編み三昧の日々です

お雛さまの記憶 〜私の初節句

おはようございます。またも風邪ひいた(気がする)azurです。
鼻がヘン。あと、喉もちょっと痛い。

風邪である。
誰が何と言おうと、風邪なんである。
風邪なので、風邪薬を飲んでいます。
風邪なんだから、温かくして寝れば大丈夫。

花粉症であってほしくない。 (⁠・⁠∀⁠・⁠)

ここまで言い聞かせれば、ホントは花粉症であっても風邪に変わってくれるでしょう。 ←違う。


3月に入って、また寒くなりましたね。
2月が暖かすぎたんだよなー。暑い日もあったしなー。
気温差があっても、服をあれこれ出すの面倒で、結局同じ感じのものを着てるから風邪ひくんですよね。

暑い日はヒートテックで汗だくになり、気温が下がって悪寒が走って風邪ひく感じ。
寒い日はファンヒーターに頼る。点けてる間はいいんですが、消してからも起きてるから風邪をひく。
さっさと寝ればいいのに、思いつきでブログ書いちゃったりするから。 ←まさに、今、このとき。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


ウチは、季節の行事に熱心ではない。
ほとんど無関係に生きてると思う。

お正月、バレンタイン、春秋お彼岸、お盆、クリスマス、年末。
参加らしきことをするのはそれぐらいで、あとの行事は話題にすら登らないことが多いです。

ウチはそうですが、実家はそんなことはなく
子供の頃は季節毎の行事にキチンキチンと参加していたと思う。
お正月、鏡割り、七草粥、節分があって、初午があって、桃の節句。でもバレンタインはなかったな。
男の子の兄弟がいないので端午の節句はただのこどもの日でしたが、親戚の家にお呼ばれはした。
そういえば、母と祖母が柏餅作ったりした年もありましたね。
七夕もちゃんとやったし ←笹じゃなくて竹だったけど。
お盆にはお参りもさることながら盆踊りもあったし、お月見も毎年したし。春秋のお彼岸もね。
地元のお祭は10月。秋祭りですね。
七五三はよく覚えていないけど、多分行ったと思う。
クリスマス、年末。
だいたいそんな感じで「行事」と言える程度のことはしていました。

まあ、今は飾り物とか一切しないし、参加してるとは言い難いかもね。昔はちゃんと飾るもの飾ってたし。


カレンダーを見て、今日が3/3で
「あ、雛祭りやん」と気づきました。
ウチはお雛さまもないし、桃の花を生けたりアラレ食べたりもせず
3/3かぁー以上オワリ。って感じですけれど

思い出はあります。


、、、あかん。
クシャミ止まらなくなってきた。
ファンヒーター消して1時間以上経ってるしな、、、そりゃ寒いよね。

午前7時です。
一旦寝ましょう。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


「一旦」がまる1日以上経っちゃったazurです。
改めましておはようございます。午前10時なので、おそようございます。
まさか、ずっと寝てたわけじゃないですよ。いくら私でもそれはない。

あれから寝まして、起きたら午後2時でした。
ところが昨夜はなぜか眠くなり ←ここのところ手編みが切羽詰まりすぎて頑張りすぎたんだと思う。
午後8時に寝ちゃった。

さっき起きました。午前9時。
久々に長時間(13時間)寝ましたね。風邪薬のせいもあったかも。

「一旦」以降今まで(3/3午前7時〜3/4午前10時)、27時間のうち睡眠時間7時間+13時間で20時間

イヤ、ほぼ寝てた感じか。 (⁠・⁠∀⁠・⁠)

おかげでスッキリ。
風邪も良くなりました。(やっぱり風邪だったんだと思う)


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


時刻はそろそろこんにちは。相変わらずデタラメに生きているazurです。
そろそろメインテーマに入りたいと思います。

そもそも初節句からトラブル続きでした。
表題には「記憶」と書いたけど、もちろん初節句の記憶はない。
(けれども、今の私が持ついちばん古い記憶は、初節句より以前の出来事ではある)

私は早生まれなのですが、節分の日より早いので ←ほぼ直前。
厳密に言うと、生まれて2ヵ月の4/3にするのが良いのかもしれなかった。


ここで注釈。
実家がある地方では、桃の節句は4/3です。
今は3/3が浸透していて、多分地元でも3/3に行われるんだろうなと思いますが
私が生まれた頃はガチ4/3でした。


お話戻って
でもまあ2ヵ月だし、ついこの間生まれたところだし、バタバタだよね。
それで翌年を初節句ということにして、1歳の誕生日を過ぎた頃から準備し始めた。んだと思う。
初節句は、通常より早くからお雛さまを飾ってお祝いするのが通例です。

ところがであります。
2月の末、曽祖父が亡くなったんであります。
一緒に住んでたひいおじいちゃんです。


余談ですが
この曽祖父 もちろん私は全然覚えていません。
その地区でいちばん「ええヒト」と言われるほど、良く言えば性格のめっちゃ好い、フツーに言えばのほほんな、そんな人だったようです。
どのくらい「ええヒト」だったかというと
物でも土地でも 何でもかんでも「おう、持ってけ持ってけー」あげちゃうくらいだったそうな。
物はともかく 土地は困るよな。
他人には評判よろしかったけれど、家族はタマッタモンジャナカッタようです。

けっこうおもろいエピソードのある人でして
若い頃に何度かアメリカ・カリフォルニア州にミカン造りを習いに行き、英語がペラペラだったらしい。
夫婦旅行先の京都で曾祖母を置き去りにし、進駐軍さんと何処かに行っちゃったと聞いた。
ジープに乗ってた進駐軍さんに自分から話しかけ、そのままジープに乗って、一緒に走り去っちゃったんだって。どこに行って何してたのかは謎です。
右も左もわからない場所にひとりぽつんと残されて、ひいばあちゃんは途方に暮れたとのことです。
今だったら離婚モノだよね。まあ、今だったらスマホあるからさほど困らんのかもしれませんが。

大陸的思考の強い人で、「こんな狭い日本でいてたらあかん」と、子供たち(5人)のうち2人を満州に行かせたと聞いてます。
当時の田舎のお百姓には珍しい考え方だったんだろうなぁ。

亡くなる寸前には認知症になったそうですが、ずっと何かブツブツ言ってたらしい。それが全部英語だったので、家族は何を言ってるのかサッパリわからなかったようです。
寝言もほとんど英語だったと聞いた。よほどアメリカの記憶が強く残ってたんでしょう。

写真見たけど、いかにもお人好しな感じの、お猿そっくりな人物でした。
曾祖母はけっこうペッピンさんだったんだけどな。


そんな曽祖父が亡くなり、初節句どころではなくなり、
1年延期になりました。
まあ仕方ないよね。

さて翌年
2歳の誕生日が過ぎた頃、満を持してまたも初節句の準備が行われました。
1年遅れたからなのかどうか 更に早いめに雛飾りをしたようです。
ちなみにその頃、母のお腹には妹がいて、臨月でした。

ところがどっこい
またしても2月末、今度は父方の祖父が亡くなった。
(私の父は婿養子です。お人好しの曽祖父は母方です)
飾っていたお雛さまを慌てて片付け、喪に服す羽目に。


またも余談ですが
今現在の私が持ついちばん古い記憶は、この父方祖父のお通夜だか お葬式だかの場面です。
ちゃんと覚えてるわけではなく、「黒い人がいっぱい並んでる」という、ぼんやりした場面ですけど。

日常見ない風景だし、子供(2歳)にはインパクトあったんでしょうね。


さて
混迷極まる私の初節句
またも翌年ということになりますと、妹(その年の3月誕生)と同時お祝いになっちゃう。
それもアレだよね、実家の直系では初孫なのにね、という話し合いがあったのか なかったのか

結局、その年の5月
父方祖父の満中陰が済んで、喪が明けた翌月に行われました。

もちろんヒナアラレなんぞ売られてないし ←まあ、雛あられはね、毎年なかったけどね。4/3だから。
桃の花もないし
2歳の私はというと、お雛さまの前にしっかりすわって、ロンパース姿でアイスクリーム食べてる写真が残されてます。

お雛さまを片付けるのが遅くなると行き遅れるなどという言い伝え(?)がありますが
その観点から考察しますと
私は、初節句からもう行き遅れが確定された人生だったんですな。




今回の作品

長らくあれやこれやとぐだぐだゆってまいりましたが

紫陽花作品、(半分ちょっと)仕上がりました。 (≧▽≦)

そう。
全部ではありません。

最終的に36点にまで広げられた大風呂敷
・丸い紫陽花のコサージュ、大きいのが6点 小さいのが6点
・シュシュ8点
以上、計20点が完成しました。

あと、額紫陽花のコサージュ12点と八重咲き額紫陽花のコサージュ4点がまだです。
ご注文品の合間、ほぼ強引に時間をいただき、少しずつ進めています。


思えば、「紫陽花編みたいなぁ」考案から早4年近く
20点がなぜか36点になり
紆余曲折 試行錯誤を繰り広げてまいりましたが
そしてまだ繰り広げちゃってる途中ではありますが ←現在、額紫陽花コサージュの何度目かの手直しを実行中。

年末から年明けにかけて
「私、こんな感じで販売続けててええんやろか、、、作っても売れんのとちゃうんか、、、在庫で埋まるぞ、、、」
かなり不安になるくらいご注文がなく、暇だったのが幸いしましたね。
あの時期、ホント進んだわ。
売れるかどうかはさておき、ここまで仕上げられたので、半分くらい感無量です。


そういうわけで
ここからしばらくは「今回の作品」は紫陽花祭りです。
それが終わる頃、額紫陽花祭りを始められればいいなと思います。

今回は水色バージョンです。


「紫陽花のコサージュ(大) ブルー系」です。
3色6枚ずつ、計18枚の花をランダムに並べています。
抹茶色と鮮やか系モスグリーンの葉っぱを合わせてみました。


濃淡水色と淡い水色+淡い紫+淡いグリーンのミックス糸、3種類の花。
花の中央には小さなビーズがついていて、それぞれ色を変えています。
花の下に大きさの違うビーズを入れ、高さを調節しました。



「紫陽花のコサージュ(小) ブルー系」。
(大)のコサージュの淡い方の水色とミックス糸の花に、鮮やか系モスグリーンの葉っぱを添えました。


2色4枚ずつ、計8枚の花です。
爽やかで涼しげな感じ。


シュシュです。


「紫陽花のシュシュ ブルー系」。
ミックス糸と淡い水色のレースを重ねて、濃い水色とミックス糸の花を飾りました。
繊細なレースと並ぶ花が美しい。


飾り花は3色の花で。



レースに並ぶ花の裏には


ビーズを付けました。

花を縫い付ける糸が見えないように あるいは見えても可愛いように
花中央のビーズと花裏のビーズに間に花とレースを挟む感じで縫い合わせています。
結んだとき、チラ見えのビーズが可愛らしいかなと思います。


おまけには




ミニコサージュとストラップを作ってみました。


次回は、同じ編み方のピンクバージョンです。




では、今回はこの辺で失礼します。
またお会いできますように。

どうぞよろしくお願いいたします。

コメント一覧

azur
真夏ちゃん 再びこんにちは😊
たくさんコメントとても嬉しいです。ありがとうです(*^^*)

ウチは今年も雛祭りらしきことは何もないままでした。
私のお雛さま(妹のお雛さまでもある)は、実家の蔵に眠っています、、、もう長い間日の目を見ていないので、どないなこといなっちゃってるか、、、

お雛さま
もう飾ることもない(であろう)から、神社に納めさせていただいてもいいんだけどね、、、


代わりにと言ってはナンですが
今日、妹と上の姪がご訪問。
夫も交えて、ケーキ食べて、3時間くらいしゃべくりまくり
ケーキの残りと白菜漬けをお土産に、さっき帰ったところです。

普段、夫しかいないから
他の人とガンガン喋ることができて、満足満足な今宵です。
また一緒にカラオケでも行きたいと思ってます。

お陰で夕食の支度をする気が失せ ←イヤいつもそんな気ないやろ。
今夜はレトルトカレーになりそうです。

あっ
もうご飯炊かなくちゃ。


三寒四温が逆じゃないの?と思う今日この頃
お身体くれぐれもお大事に🍀
穂花さまや猫ちゃんたちにもよろしくお伝えくださいね。
真夏(ΦωΦ)
azurさん。
今年は真聖(ΦωΦ)も加わって、おにゃのこ(ΦωΦ)が三匹+ねぇねになったので…
我が家でも遅くなった「猫の日」のお祝いを兼ねて雛祭りを愉しみました。

病気のためにずっと病院でねんねしてたじぃじも、今回めでたく…だいぶん元気になって参加できました。
私たちねこ(ΦωΦ)も交えて、ねぇねの作ったちらし寿司とローストポーク、あと高知にお住まいのねぇねのお友達からのプレゼントのすごい!カツオのたたき…などで乾杯。
※私たち(ΦωΦ)はアルコールの代わりに、伊奴寝子社の「猫が元気になるお水」で乾杯♡
みにゃ(ΦωΦ)の健康をこの先のさらなる幸せを祈念しました。

もちろん…和歌山にお住まいのazurさんのご多幸についても併せてお祈りいたしました。

私(ΦωΦ)はイチゴが好きで…猫草感覚でイチゴを食べると幸せな気持ちになるんだけど。
雛祭りなので特別♡に、ねぇねの通ってる大学の横のイチゴ園で獲れたイチゴを食べました。うれしかったです♡
そうそう…イチゴのフレーバーのマシュマロも食べたんだよ。
ピンクでフワフワしててかわいいの♡

雛祭りだから…ねぇねは(トシ忘れ的な柄の)小紋のきものを自身で着付けていて。
その様子を見て、娘の真宙(ΦωΦ)はずっと羨ましそうにしていました。
男の子の中で育った真宙(ΦωΦ)も…お年頃だからか、そんなカンジに成長したのかしら?と、母としてはある種の感慨みたいなものも憶えた次第です(ΦωΦ)

もっとも、今インスタなどで流行りの「ペット用のきもの」とか。
恐らく、真宙(ΦωΦ)は着てはくれないことでしょう…普通の首輪すらもイヤで、azurさん手作りのお花のポニテしかつけたくない娘なので(ΦωΦ)

最後に。
うちのお雛様は…今年も放置、もとい!まだ出したままですよ。
私たち三姫(ΦωΦ)お嫁に行くつもりも全くないし。

ねぇねに至っては…行き遅れどころか弱冠ハタチで嫁いでいったにも拘らず、数年後に謎の帰宅w
さらにもう一回…遠く九州は天草に旅立っていったにも拘らず、、結局東京へ生還ww
ねぇねsaid「え?人間の男よりねこの男の子のほうがいつまで経っても可愛くていいじゃない、嫌なことも一切言わないし♡」笑

そして…お雛様は恐らく、ゴールデンウィークを過ぎて。。
ねぇねの次の誕生日辺りまで放置されるであろう見込みです。

じぃじですか…もういろんな意味で諦めています。

穂花より追記:
私の場合…出ていったところで「すぐに帰りたくなってしまう」ので、もうこのままお雛様と一緒に永遠にムスメをキメ込む予定です。
そのような私と比較して…ダーリンと何だかんだ言っていつまでもラブラブなazurさんは、本当にリスペクトの極みです。
これからもどうぞ末永くダーリン様とお幸せに♡
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