こんばんは。
ふと気づくと、台風は過ぎ去り 8月も過ぎ去ろうとし 何かいろいろあっという間の夏でした。
「今日のひとこと」からネタを広げるazurです。8/31の「今日のひとこと」は、「この夏の思い出を教えて」でした。
思い出、
思い出、ねぇ。
鰻喰らったり お寿司お呼ばれしたり 業務用ポテチ買っちゃったり 2日に1度解禁される(自分で自分に許す)ほうじ茶ラテに癒やされたり
飲食関係しか浮かびません。
さしたる出来事もなく、「暑い」と「手編み」で形成される日々でした。
台風10号ね、、、
被害があった地域の皆さまには心からお見舞い申し上げます。
この台風には、ホトホト参りました。
発生当初の予想コースは本当にベラボーでした。
太平洋から四国の室戸岬をかすめて、紀伊水道に入ってくる感じの。予報を見たときはげっ、でした。
こらあかん。 (; ・`д・´)
いちばんあかんコースやん。
第2室戸台風再来かと思われ、心底ビビりました。
まあ、規模が違いましたけどね。
来るで来るでこの台風は来るでと夫を焚き付け、ふたりでえいさほいさと備え、万全を期して待ち構えました。
ちょうどご注文品の発送が重なり、たまたま関東方面のお客さまばかりだったので、「いろいろ心配なので、台風が関東を通過してから発送させてください」と電話させていただいたり チャットで連絡させていただいたりして、ご了承いただきました。
でもなかなか来ない。 (ー_ー)
通過してから発送って言っちゃったけど、あれこれ考えずに先に送っておいた方がヨカッタんじゃ、、、
何度もそう思いました。
予想コースは変動に変動を重ねるけど、台風自身は変わらず動かんし
でも上陸後はスピードアップするかもしれんし
それならやっぱり通過後の発送の方がええんかな。
一時はまた九州に逆戻るかもしれんとニュースで見て
えっ(⊙_◎) それならやっぱり発送しておけばヨカッタんじゃ、、、
ぐるぐる考えるだけで疲れてしまいました。
いざやってきた台風は、キレイに和歌山県を避けて通り
雨は降りましたがほぼフツーの雨。風はほとんど吹きませんでした。
被害がなくて本当に幸いでしたけれど、何だかやたら疲れました。
台風関連ニュースを見ながら、ふと頭の片隅を過ったのは
「今年のロンハイ、どうなったんやろな」
ロンハイとはロングハイキングの略です。
卒業生なら「ロンハイ、なー⤵⤵ そんなもん、あったなー⤵⤵」と、チカラなく笑うしかないという、母校の伝統(?)行事です。
いつ始まったのかは知りません。父や母は行ったと聞いたことないから、そんなに昔からあったわけじゃないのかも。
現役学生さんやそのご家族など周囲にいませんので、今も続いているのかどうかも知りません。
空海上人が開いたという金剛峯寺がある高野山から、有田郡旧清水町役場(現在は有田川町清水行政局)まで
歩く。 のであります。
距離、……わからなかったのでググったら、35〜37kmくらいだそうです。
前年までは女子は男子より距離が短かった(多分20kmくらいだったかな)んですが、私達の年から女子も男子と同じ距離、35kmになっちゃった。なんでや。
そんなとこで男女同権要らんわ、、、と、当時は先生方を随分恨んだものです。
高2の夏休みの終わり8/29・8/30に決行でした。(今はどうなってるのかわかりません)
8/29に学校に集合。バスで強制的に高野山に連れて行かれまして、お寺の宿坊に1泊します。
精進料理などいただきまして、わいわいお風呂に入ったり 枕を並べてぎゃあぎゃあ騒いだり
その辺りはホントーにノンキで無邪気なんでございますけれども
キョーフは翌日やってくるんであります。
翌日の8/30、出発は、、、忘れたけど、午前9時頃だったかなぁ。8時だったかなぁ。
一気に山を下ります。
昼食は途中で用意されていました。おにぎり2個か3個だったと思う。
下ってるときはいいんです。坂道ですから、嫌でも足が動くし、まあ、当たり前ですけど最初はしんどくもないですしね。
問題は平地になってから。
暑いし ←現在よりはマシだったけど、夏ですからね、、、
へばるし
でも歩かないと、とにかく森林と田んぼ以外ほぼ何にもない道程です。
水筒のお茶なんか、15km地点かそこらで、もちろん空っぽ。
そのあとは時折(3kmに1台くらいかなぁ、、、)立ってる自動販売機を追い求めて歩くわけです。
でもね。400人が一斉に歩くわけです。
まあ、運動部の子たちは走ってたけど。
先頭からの100人か200人に入っていればジュースやお茶が買えるでしょう。
でも、300位を超えたら、お茶1滴飲めません。
たどり着く自動販売機という自動販売機が
全部売り切れ。 (´;ω;`)
泣く。
泣いてもどうにもならないけど。
コンビニなんて、そんな洒落たものは存在しなかったし
お店らしきものも見当たらないし
っていうか、人家だって滅多にない。
着替えとか入ったリュックサックは重いし。
って、大した重さじゃなかったんですが、へばってるからね。重く感じるんですね。
空になった水筒は邪魔になるけど捨てるわけにいかないし。
おまけに、25km辺りでリュックのベルトが片方切れましてねぇ。
背負えないから、切れたベルトを身体に巻き付けて、結んで、何とかずり落ちないようにして歩きました。手で持つと歩きにくいし。
今思うとものすごく変な格好してたと思います。
けれども格好や見た目なんてもうどうでも良くて、とにかく喉が渇いて喉が渇いて。
旧清水町役場(現在は有田川町清水行政局)に9台のバスが待機してくれています。行き道はクラスごとに乗ったバスですが、帰りは先に着いた子から順に乗って、学校まで運ばれていくわけです。
私は9台目(つまり最終)のバスでした。
バスの座席にすわった途端、魂抜けた感じになって
その後のことはよく覚えていません。多分、学校まで父が迎えに来てくれてたんだと思うけど。
家に到着しての第1声が
「コレ(リュックのベルト)切って!」
「はあ? アンタ何やっちゃんの、それ」
「(そんなことはどうでもええから)、早よ切って!!」
切れたベルトを身体に巻き付けて固結びしてたから、ほどけなかったんですよ、、、切らないとリュックを下ろせなくてね、、、
母はぶくくく。。。と笑いながら切ってくれました。
ロンハイが始まるまでは、台風が来て中止になってほしいと夜な夜な本気で祈ったものでしたが
終わった直後から
「ロンハイは我が校の伝統であるから、是非とも未来永劫続いてほしいものですな、はっはっはっ」
「絶対失くさないでほしいですなぁ」
「もし取り止めになどなろうものなら、抗議運動しましょう」
皆して180度心変わりしていました。
今はどうなってるのかわかんないけど、続いていてほしいですねぇ。 ←めっちゃ暗黒なOG。
でも、まあ、さすがに今年は中止だったんちゃうかな。続いてたとして、ですけど。
夏の思い出
もちろん、楽しい思い出もたくさんあります。
今回の台風のタイミングに伴いロンハイの記憶が蘇ったものですから、記事にさせていただきました。
遠い夏の日
自動販売機を探して探して 見つけたときの喜びと、無情に並ぶ「売切」ランプへの絶望と。
そしてまた自動販売機を求めて歩く。
景色なんか覚えてないっすよ。
歩き始めの頃、もっとゆっくり歩いておけば良かったんだよねー。
下り坂道だからって、調子こいて走ったりしちゃったからね、、、平地になってから死ぬほど後悔したっけね、、、
今回の作品
額紫陽花コサージュの途中でしたよね。 ←久しぶりの投稿で忘れかけている。
そればっかりというのもナンなので、今回は別作品を載せさせていただこうと思います。
「苺のシュシュ ピンク」です。
優しいコーラル系の淡いピンクに銀ラメが入った糸とごく淡い桜色ピンクを重ねたレースに、苺の白い花、赤い実を飾りました。
とてもキュートなシュシュです。
この度、銀ラメ入り淡いピンクの糸の在庫がなくなりまして、、、
廃盤になっているため、もう手に入らず、仕方なく代わりの糸を探したんですが見つけられませんでした。
で、このシュシュのイメージに合いそうな糸を新しく仕入れて、編んでみました。
新バージョン「苺のシュシュ ピンク」です。
下側レースが新しい糸で、あとは旧バージョンと同じです。
レースのアップ画像です。上側が淡い桜色ピンク、下側が在庫なくなった糸。
新しい糸は、濃淡ピンクに金ラメが入っています。「Berry」をイメージさせてくれる可愛い色合いです。
かなり細い糸で、単独で使うと上側レースとのバランスがおかしくなってしまうので、コーラル系ピンクの細いめの糸と合わせて、2本取りで編んでいます。
糸割れしやすいし、撚りが甘すぎて弱っちいし、ちょっと編みにくいんですけどね、、、
合わせた糸が撚り強いめな感じなので、2本取りならまあまあスムーズに編めるかな。
とにかく色が可愛いから、多少の編みにくさは気にならない。……わけじゃないけど、まあ、許せてしまう感じです。
この糸、淡い水色+銀ラメという色も買ってみました。
少し濃いめ水色の糸と合わせた2本取りで、ブルースターのシュシュに使ってみたいと目論んでいます。
手掛けられるのは、、、来年、かなぁ。
できればこの冬頃手掛けて、春に出品できればいいなぁ。
と思いますが、思ってるだけです。 ←ここに予定を書いて、そのとおりになった試しがない。
では、今回はこの辺で。
8月が終わるまであと20分くらい。何とか8月2つ目の記事、投稿できそうですね。
「今年は12ヵ月全部記事投稿する」という年始の目標、けっこう気にしてます。
できれば週に1度は書きたいなと思ってるんですが、、、これまた思ってるだけで、全然実行できていない。
最近、手編みがものすごく進むんです。
私にピッタリな手編みのオトモを見つけてしまって、そのお陰で本当に没頭&没頭な日々です。
次回はそのお話を書ければいいなと思います。 ←よせばいいのにまた予告する、、、
またお会いできますように。