見出し画像

編物handmade azur ~手編み三昧の日々です

母に編んだ直近の品

こんにちは(^^) 湿布の香り漂うazurです。

寝て起きたら、首が回らなくなっていました。
借金地獄みたいな。 ←そうじゃない。

せっかくの平日天国ですから、湿布貼ってゆるゆる編みます。

 
効くんです、これ。
効きすぎて、首がめっちゃヒリヒリ熱痛い(あついたい)。
それがいかにも「俺様頑張ってやってんだぜフフン♪」と、効果を主張されてる感じです。

お風呂に入る30分前には剥がしておかないと、お湯かけた瞬間飛び上がるハメになります。

貼ってからしばらくは屋内にいるのがいいと思います。
日なたに出ると、首燃えちゃう。
りあるカチカチ山です。

小さいから、自分で貼ったり剥がしたりしやすいところも気に入ってる。


ほんとは、日々少しずつでいいから運動すればいいんだよね。
ちょっとした体操でいいから。
わかってて実行しないのは救いようがないですね。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


ちょうど1年前、母からリクエストされて編みました。


ショールです。

黄色がかったベージュは相性の好い色が多くて重宝します。
黒・白・茶系はもちろん、紺色やブルー系、ローズ系、グリーン系、紫にもピンクにも合う。
濃いめの色に合わせれば、優しさをプラスしてくれそう。
淡い系の色となら、程好いアクセントになってくれます。
喧嘩する色がとても少ないですね。


肩にかけると、後ろはこんな感じ。


どうでもいいけど、このトルソーには名前がないな。


母のご希望は、
・綿100%の素材で。
・とにかくスケスケ。
・ベージュがいいな。
・首に2重巻きできる長さ。
・幅はあんまり要らない。


旅行の際にお世話になったガイドさんがショールを巻いてらしたらしいのね。
母は首に巻くものが大好き。
一目惚れ(ショールに)して、お願いして見せていただいたようです。

市販品だそうです。
かぎ針編みの平べったい三角形(幅がない)で、
ちょっとモチーフが並んでて、
スケスケな感じ。
とってもおおまかですが、母はそういうふうに説明してくれました。

えーっと。
全部方眼編みでスケスケに編めばええってこと? ←母は方眼編みが好き。
「モチーフ入ってた。途中に」
モチーフ欲しんやね?
「欲し」
ほな、どこかで一筋モチーフつなぎを入れたら……
「ちゃうんよ(違うのよ)。モチーフ1枚1枚、途中に入ってた」

つまり、独立したモチーフが5ヵ所くらい、間を空けて並んでたってことらしい。
それってけっこうめんどい。
モチーフに合わせて編まない部分(窓のような)を開けるか、
編まない部分に合わせた大きさのモチーフを編むか。

「それと、フリンジ付いてた」
フリンジ欲し?
「欲し」

また厄介なこと言い出したな。
私はあまりフリンジが好きではありません。
特にフツーの毛糸やサマーヤーンやレース糸でフリンジを作ると
最初はいいんですが、使っているうちに糸割れしてくる気がする。
長持ちしない気がするのです。
フリンジ向きの糸を使えばいいんだけど、
そうなるとまた検索して仕入れだな。

「こんだ(今度)、また旅行行くんよ。そのとき巻いていきたい」
いつ?
「この土日」

それ早よ言えや。 (ーー;)
1週間ないやんけ。 (ーー;)

イヤ無理やから。
ご注文もあるし。
「ほなしゃあないよー(では仕方ないね)。いつでもええよー」
と言いつつも、

明らかに落胆モヨウ。

身内のしょんぼりには弱い私です。
一目惚れショールを再現しなくてもいいという約束をこじつけて、糸を選んでもらい、取り掛かりました。


で、まあ、何とか間に合うように仕上げたわけです。


平べったい三角形というのを無視して、少し変わったデザインにしてみました。
かなり粗い方眼編みの細長い二等辺三角形を9枚、いくぶんズラしながらつないでいます。


ショールの途中ではなく、三角形の底辺にモチーフを編み付けました。



フリンジは勘弁していただいて、縁編みに滴型っぽいリング模様を入れました。
お日さまみたいでおもしろいですね。



片方の端(二等辺三角形のてっぺん)には、大きめのリング模様を付けてみました。
もう一方の端(先端のモチーフ)を喉の下辺りに合わせ、
このリングを持って、


首にくるくるっと巻けば
装着しやすいんじゃないかな、と。

首に2重巻にしたところです。


背中側はこんな感じ。


小さなリング模様がランダムに並んで、可愛いです。


コサージュとも好相性です。


ひまわりのコサージュ(小)・カラシ色を合わせてみました。

ショールとは違う色の洋服……例えば黒い服を着て、ショールを合わせ、黒いコサージュを飾る。素敵だと思います。


このデザインは応用が利きそうなので嬉しいですね。
二等辺三角形の形を変えたり、つなぎ方を変えたりすれば、幅広やもっと狭いのもできそう。
枚数を増やせば長いのも作れます。
モチーフや縁編み、本体の模様を変えれば、また違った雰囲気になりますね。


一目惚れしたガイドさんのショールとは、きっと似ても似つかないモノになりましたが
母は気に入ってくれたので良かったです。



では、今回はこの辺で。またお会いできますように。

どうぞよろしくお願いいたします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「半分プライベートな手編み」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事