雪解け後の 川の濁りについて

大雪で増水が続き、川が濁りを引きずっていました。
ようやく水位も落ち着き、笹濁り以下の濁りレベルまで回復してきています。

足羽川が濁りを引きずるのは、本流上流の林道から除雪で谷に落ちる雪が、かなり土砂も巻き込んでいるためで、池田のライブカメラで本流上流がいつまでも濁ったまま写っています。
福井豪雨以降、山が荒れているために、以前のような青緑の流れには直ぐに戻ってくれません。

また今年は、昨年8月と10月の台風災害で、池田地区も美山地区も災害復旧工事が例年になく多く出されており、これらは5月の鮎放流までには大方の濁る工事を急ピッチで進めなくてはいけません。そのために今年はサクラマスエリアではお昼近くから濁ることがあります。
（土日は濁る工事はやらない様に指導はしています）
サクラマス狙いは早朝から午前中勝負になる可能性があるのでご了承願います。

ま4月20日以降から農作業が盛んになり、田んぼを起こすことで濁りが入ります。これはＧＷ明けまで続きます。これは土日の方が濁りレベルが高くなります。

それと前後して、4月15日ころから農業用水の取水が多くなり、下流域は水位がかなり下がる見込みです。
※農業関係は例年と同じ条件・状況です。

サクラマスは裏年といわれる厳しい釣果ですが、今年の4月は濁りと戦うことも想定され、ルアーのカラーもチャート系とか濁りに強いものが必要になります。
足羽川でサクラマス挑戦される方の、幸運を祈っております。