★ピエタ ピエタ ピエタ ミケランジェロ 大聖堂付属博物館
『ミケランジェロ』は4つの『ピエタ』を制作したといわれていますが、1つは真偽がはっきりとしていません。
ここではオリジナルは『ミケランジェロ』が制作した『ピエタ』3点をご紹介します。
そして今日の主人公は『大聖堂付属博物館』のあるピエタ
まずは『サン・ピエトロ・大聖堂』にあるピエタ『ミケランジェロ』が20代の頃に制作したデビュー作
『マリア』は若く美しくつつましやかな風情で、『イエス』は悲しみを全身で表現しているようです。
とても美しく、本当に光り輝く作品です、しかし美しすぎて作り物感があります。
この作品が今日の主役大聖堂付属博物館にある『ピエタ』です。
この作品は未完成です、未完成というよりはどうも製作が放棄され、一部は『ミケランジェロ』によって破壊されたものだそうです。
それを、ほかの彫刻家が修復したといわれています。向かって左側にいる昨日の主役『マグダラのマリア』は修復の時に付け加えられて物といわれています。
また、『イエス』の後ろにいる人物は『ニコデモ』ですが、この顔はミケランジェロ自身がモデルだといわれています。
最後は『ロンダニーニのピエタ』『サン・ピエトロ大聖堂」の『ピエタ』と比べてみてください。
その違いは歴然としています。『ミケランジェロ』が言うように、石の中から掘り出されたということがはっきりと理解できます。
どちらの作品も素晴らしく、心の中に響いてきます、私としては、『ロンダニーニのピエタ』が好きです。
ではまた明日もあなたと博物館探検をしましょう。