2021年8月22日訪問
古民家の美しさ 松井家住宅 甘楽 上州
先日ご紹介しました、『甘楽道の駅』の同じ敷地に、『松井住宅』があります。
江戸時代に建てられた、この地域の名主の住宅です。
造りは、木造、平屋建、寄棟造、草葺
中に入ってみます。
土間になっていて当時松井家の人たちが使っていた機具などが保存されています。
ここには馬も飼われていたそうです。
天井を見てみましょう。
素晴らしく太い木が組まれています、200年以上の疲労は感じません。
屋根の茅葺の裏側です。
最近は茅葺の屋根を作れる技術者がいないので、宮大工に依頼したそうです。
仕方がないことかもしれませんが、伝統ある技術者がどんどんいなくなれば、
伝統ある建築物や工芸製品などもなくなります。
現在の私たちの生活の中で、そうした伝統を守り続ける文物を
たくさん使っていくことが必要です。
消費があるところに製品づくりがある。