ATARI MUSIC STUDIO

ピアノを中心に様々な曲を編曲・演奏します。ブログでは音楽関係のつぶやきを中心に書き込みします。
※記事の無断転載禁止

日本語音名を覚えましょう

2021年06月24日 | 日記

今まで『ありそう』で『なかった』日本語の音名表を作ってみました^^

『ド』はドイツ語読みで何と言うか、英語読みで何と言うか、など説明する資料はgoogle検索で山ほど出てきますが、日本語音名表がなぜか見当たらないです。
まぁ・・・今さら日本語の読み方を知っていたとしても実践的な音楽活動にはまったく役立たないかもしれませんが。

作っていて思ったのは、読み方がへんてこりんなものが多い。「じゅうへんへ」とか「じゅうえいい」とか^^
ちゃんと発音できたとしても、相手に正しく意味が伝わるかどうか疑問です。
C#は「しーしゃーぷ」、D♭は「でぃーふらっと」と言った方がよっぽど伝わる日本人は多いのではないでしょうか。^^:

役に立つとすれば、クラシック音楽のCDを手に取ったとき「シューベルト 交響曲第7番(未完成)ロ短調 」と書いてある字面の意味(ロ短調=B minor)がわかる!というくらいでしょう。

Youtubeでピアノ演奏始めました!こちらから是非どうぞ↓
ATARI MUSIC STUDIO Channel - YouTube


英語音名を覚えましょう

2021年06月11日 | 日記

英語の音名は「ABCDEFG」ですが、♭や♯などの調号や臨時記号がついた読み方を図表にしているサイトが意外に見当たらなかったので、作ってみました^^


ド♯は英語で発音すると(C sharp 読み:シーシャープ)。
ドのダブルシャープなら(C double sharp 読み:シーダブルシャープ)。
シ♭は英語で発音すると(B flat 読み:ビーフラット)。
シのダブルフラットなら(B double flat 読み:ビーダブルフラット)。

「シャープ」「フラット」は日常でもよく使う言葉で誰でも知っていますが、シャープが日本語で「嬰(えい)」、フラットが「変(へん)」と発音するのを知っている人はとても少ないように思います。また、知っていたところであまり役立つ場面もなさそうですが・・・。

ちなみに、ダブルシャープは日本語で「重嬰(じゅうえい)」、ダブルフラットは「重変(じゅうへん)」と言います。

Youtubeでピアノ演奏始めました!こちらから是非どうぞ↓
ATARI MUSIC STUDIO Channel - YouTube


イタリア語音名を覚えましょう

2021年06月10日 | 日記

すでに「知ってる」人がほとんどだと思います。
いまさらですが、ドレミはイタリア語です。


ド#はイタリア語で発音すると(Do diesis 読み:ド・ディエズィス)。
ドのダブルシャープはイタリア語で発音すると(Do doppio diesis 読み:ド・ドッピオディエズィス)。
シ♭はイタリア語で発音すると(Si bemolle 読み:スィ・ベモッレ)。
シのダブルフラットはイタリア語で発音すると(Si doppio bemolle 読み:スィ・ドッピオベモッレ)。

doppio(ドッピオ)は、英語でいうところのdouble(ダブル)で「二重」とか「重なる」の意味です。
ドレミがイタリア語なんだから、「ド・シャープ」と発音すると、イタリア語と英語がまざっちゃってますよね^^;
本来すべてイタリア語で発音すれば「ド・ディエズィス」だと思うのですが・・・
言いにくかったから? それとも日本の独自文化がそうさせたのでしょうか?この部分はちょっと謎です。

ドのダブルシャープは、英語なら(C double Sharp 読み:シー・ダブルシャープ)になりますね。
ちなみに、ドのダブルシャープをあえて日本語で言うと「重嬰ハ」(読み:じゅうえいは)です。難しいですよね・・・これ。知っている人は、おそらく10万人に1人くらいかもしれません^^;

Youtubeでピアノ演奏始めました!こちらから是非どうぞ↓
ATARI MUSIC STUDIO Channel - YouTube


ドイツ語音名を覚えましょう

2021年06月04日 | 日記

以前「ドレミファソラシド」はイタリア語というお話をさせいてただきました。
今回は、「音名をドイツ語で覚えよう」です。以下、読み方の表を作ったので載せておきます。


音名をドイツ語で知っている必要性は、あまりないんですが(笑)、以下の方々には必須のようです。

・楽器を習っている人
・歌を習っている人
・プロ・アマに関わらず、合唱団の団員
・プロ・アマに関わらず、オーケストラの団員
・音楽専攻の中校生
・音楽専攻の高校生
・音楽専攻の大学生、大学院生
・プロの音楽教師、ピアノ調律師
・プロの音楽家、歌手、ミュージシャン

なぜ音名をドイツ語で発音するのか、詳しい経緯はわかりませんが、おそらく国内の音楽大学を卒業してプロになられた方々が、ドイツ語音名を広めた可能性が高いです。
音楽大学では、昔から音名をドイツ語表記し、ドイツ語で発音する文化だからですね。
音楽専門のギタースクールや専門学校の場合は、この限りではなく、むしろ音名は英語表記、英語発音のほうが普通です。
英語圏で広まったギター関連は英語表記、ヨーロッパ発祥のクラシック音楽はイタリア語、ドイツ語、フランス語表記が一般的ですが、日本はどちらも輸入文化のため、ギター関連は英語、クラシック音楽はドイツ語、といった枝分かれになったのではないかと思います。

Youtube始めました!こちらからどうぞ⇒
ATARI MUSIC STUDIO Channel - YouTube