私のモノサシ

気ままにやったDIYや日頃思ったことを書いてみます。

レースゲームは視点・モニター設定が超重要!(一応完結。)

2023-03-27 07:51:00 | ゲーム紹介
ニッチネタです。(笑)
(便宜上ゲーム紹介扱いにしましたが、正確にはゲーム環境ネタです。)

プレイ環境が変わって、
相変わらずDirtRally2.0(以降DR2)
嵌ってます。そろそろプレイ時間500時間行きそうです。

でも最近昔のような感覚で走れてない気がします。

直感通り動かないというか、
動きがシンクロしないというか…

昨晩無事解消したので備忘録的に書いておこうと思います。

因みにハンコン周りも変わったので、
最初ハンドルのフォースフィードバックや切れ角や感度を疑って居ましたが、
そっちでは無かったです。

原因はモニターの視野に拠るものだったようです。

ハンコンで車内視点で遊ぶ場合視界の設定がかなり重要と思い知らされました。

普通ゲームの場合、
実際は動いていないので車の動きは目からの情報しかありません、
FFBWが有っても、このモニターからの情報の方が重要だと思い知らされました。
ハンドルを切り出した時の画面内の動きを見て無意識に判断して操作しているのだなと…

FPSゲームと違い、
車の動き(視点の動きが)って複雑です。

DR2の様なリアルなゲームだと前後のタイヤの位置関係でハンドルを同じ様に切っても車の角度の向き方が変わります。

リアが流れて向きが変わっているのか、
フロントが入って向きが変わっているのか、
この2つで視点の流れが違います。

設定が上手く出来ていると、
この様な2つの状態の差が画面からしっかりと感じられます。
車によってホイルベースの長さの違いも感じられます。

その設定に深く関わるのが、
モニターのサイズ、
モニターまでの目の距離、
ゲーム側の視野角(FOV)設定、
そしてゲームの視点選択。
です。

FOVと検索するとレースゲームよりFPSの方が多くヒットしますが、
レースゲームでの方がよっぽど重要だと思う。

これは画面内の視野の広さの角度設定です。
広く見えるか遠くがよく見えるかなのですが、
一番ミソなのは表示の奥行きが変わります。

奥行きが変わるとスピード感も変わります。
そしてこの奥行きと画面の手前の現実の世界と合わせてやることによって、
よりリアルに感じて遊べる様になります。

狂っていると勿体ないです。

で、
合わせ方です。(自己流)

ゲームを実際プレイする環境を作りましょう。
(座る位置も実際ゲームをプレイする環境と同じにします。)

目からモニターまでの距離を測ります。


実際測ると自分は想像とズレがあることを知りました。

この写真の状態で約90cmです。
正直自分は実際測った時イメージとズレがありました。
(思ったより距離あるんだなと…)

なので調整するにもっと寄せてハンドルユニット後部ぎりぎりまで寄せました。
で、80cm程度です。

次にモニターのサイズです。
知りたいのは幅なので、実際幅を測ってしまうのが早いです。
自分が使っているのは、16:9の27インチですが約58cmでした。

さてさて懐かしいほぼほぼ忘れている三角関数です。

検索しながら手探りです。
なので細かい説明はしませんが…(笑)

真ん中から左右の角度を出すので、
モニターの幅を半分にします。
58cm/2=29cm

角度の求め方:(関数電卓使いました。)
tan-1(29÷80)=19.92

これは真ん中から端までの半分なので2倍にします。
約40度です。

これをゲーム側に設定します。

ところがDR2はこの視野角の設定が角度でないです。
分かりにくい…
ググりました。

初期値が55度
バーを1つ動かすごとに5度変わるそうです。
最小が30度で最大が70度の様です。

初期値で遊んでいる時点で
全然狂っていたことが分かります。
なんでこんな初期値なんだろう…

ゲーム機意図しているのか?
で我が家のリビング状況も測ってみる。
(DR2はここでは遊んではいませんが。)

TVは60インチで視聴距離は250cm程度です。
同じように計算してみます。
(tan-1(65÷250))×2≒29度

ありゃ一番下げないと環境あわないことになります。
デフォルトの55度って何気に結構特殊な環境かも。

(ちなみに計算が面倒の場合検索すると、
モニターサイズと距離を入れると角度が出てくるような便利なサイトも出てきます。)

逆に合う環境を探してみる。
モニターの幅が82㎝程度で
距離が現環境と同じ80㎝
で約55度になります。

このサイズのモニターは…
ウルトラワイドの34インチとかでもまだ少し足りないぐらいです。
かなりリッチ環境ですよね…

そんな環境で出来たら楽しいなとは思うけど・・・(笑)

一方今のモニターで55度を実現するには、
距離を60cmぐらいまで近づける必要があります。

ハンドルに当たってしまうので無理です。(笑)

ただゲームパッド等普通にPCを操作する環境だとこのぐらいの距離もまま有るかも…
そうかゲームパッドだとデフォルトでもそれほど変な環境ではないのかも。

また初期値の設定の場合は、
ほぼ
モニターの幅=モニターまでの距離
です。
ある意味わかりやすいかもしれません。
がハンコン向けではないことはわかりました。

次に視点の選択です。
DR2の場合ドライバー視点だけでも3つあります。
ちなみに車内のもののみで、
ボンネットやバンパーの視点はここでは除きます。(音声も変わるしね。)

まずは自分が一番よく使っている視点。
(便宜上:ダッシュボード視点と呼びます)
ダッシュボードだけが見える比較的スッキリした視点。

次は
メーターが移った視点。
(メーター視点)


そしてハンドルまで見えるこの視点。
(ハンドル視点と呼びます。)

この3つの違いは何だろうかと・・・

横に並べると


何気にフロントウィンドーの下のラインは同じ高さです。
今度は縦に並べてみます。


上の二つは車外の風景がほぼ一緒です。
ハンドル視点だけ背景の見えている範囲が違います。
ということはハンドル視点だけ視点の位置(奥行き)が違うことになるのかな?

距離感も違うように視えます。
ハンドル視点だけFOVの扱いが違うのかな?
そもそもFOVが同じならモニター内で同じサイズで描写されていないとおかしい気がします。
メーターの描写がハンドル視点の方が小さいです。
でも遠方の背景は大きく描写されています。
やっぱり視角が違う感じがします。

実際遊んでみても
ハンドル視点だけ明らかに感触が違います。
個人的には走りにくい感じがします。

推測ですが、
可能性としては、

VRの様に目に近い位置でのプレイ用視点

視野角の設定換算がこの視点は他と違う

視野角が距離(範囲)によって変化していて一定でない。
ひょっとしたら魚眼レンズ?超広角?のような状態?

こんな想像です。

まあ、ハンコンでやるのに画面にハンドル表示されている時点で違和感ありますし、
かと言ってハンドルが重なるようにモニター設置しても変な感じでした。

自分はこの視点はプレイ環境としては無しとしました。

残りの2つは似てますが、
何が違うか改めて考えてみると…

視点の高さが違うと思いますが、
窓の下のラインの高さは一緒なんですよね。

これってつまり、
画面内の車に対する視点の高さは違うけど、
車に対してどのくらい下を向いているかの違いも関係していると思います。

そうなると距離と一緒で結構重要で、
モニターと目の水平時の高さが関わって来ます。

これもできるだけモニターの手前の現実とリンクするようにさせてあげるのが良い感じです。


赤い線を引いてみました。
所謂水平線です。
正確には地面の高さではなく、
水平の地面から座っているドライバー目の高さ分上です。

これがゲーム画面内での水平真正面の高さになります。
実際プレイする状態で同じように真正面を向きこのラインが真正面に来ると自然です。

真正面の位置を調べるのは床からの距離など測らずとも、
目をつぶって真っ直ぐ前を向いて目を開ければわかります。
(人間のジャイロ?三半規管って素晴らしい…(笑)

個人的には、高い方にズレると途端に違和感が増えるので、
気持ちモニターを気持ち数センチ下げても良いかもと思います。

あまり下げてしまうと平地なのに上り坂のように錯覚してしまうので要注意です。

と言うか線まで引いたのに数センチ下の方が良いって…いい加減だな…

うん自分も思いましたし不思議でした。

後から考えていてふと気が付きました、
合わせ方がこれではズレます。

1
運転時は水平線を見て運転しているわけではない。

2
運転するときは目の前の地面を見る。

3
その時は眼ではなく顔をそちらに向けている。


高いもの見るとき顔を上に上げて眼を下に向けて見ませんか?

逆に低いもの見るときですが…
こっちは身体の態勢もあるけど…

そう
目玉の高さの位置って首の角度で変わります。

運転中、
ましてレースゲームで走っているとき首を上下になんか普通しませんよね。

免許取るときは首も使って安全確認習いましたが…(笑)

そう首の角度、顔の向きを最初にプレイ時の角度で調整しないと駄目…

何通りかやってみました。

首を引く(下を向く)状態で目を上にして水平線に高さを合わせてみる。
自分の場合は、目から顎まで13cm程度でした、
運転時の角度ぐらいで5cm前後下がる感じでした。

運転時の視線、顔の角度検索していたら、
VRの情報が目についてみていたら…
人間の視野は上下で角度が違うようです。

水平より上は30度
水平より下は40度
だそうです。

これがなんとなく気になりました。
上:下 の比率が 3:4
パーセント換算すると、
42.8%:57.1% です。

合うかは分かりませんが、
画面の縦幅に対してこれを試しで合わせてみます。

16:9の27インチで縦幅(表示部分)が実測約33cmでした。
これの位置がしたから約19cmです。

ゲームのスクリーンショットを画面に表示した状態で、
下から19cm測るとかなり近い位置に地平線が来ます。
正確には地平線が少し上です。
下記写真のパーセントの線は失敗してズレてます。(正しくは57%ラインは地面です。)



この比率というか、
モニターに対する水平線の位置、
これは視野角変えても変わりません。
思えば、モニターまでの距離近かろうが遠かろうが、
ここの高さと目の高さは一緒と気づかされました。

このラインに実際モニターの左右にシールでマークしてみる…

左右の緑のシール(の上側)が約19cmのラインです。
ゲーム内で横に壁などある状態でその高さ見ると丁度目線の高さっぽいです。


倉庫内での映像です。
この高さが正解の様です。

ここまでやってふと疑問が…
DR2でのみ試していていますが、
これってDR2専用の設定?
他のレースゲームでは?

何本かは試してみました。
サーキットのゲームも、
他のメーカーのゲームも、
みんなシールのラインが目線になってます。


横の壁それっぽい高さですよね。


隣前方の車のドライバーの頭の位置それっぽですよね。
(この二つは同じゲームで、同社ですが。)

こんな暗黙の?ルールがあったとは…
この高さ合わせられれば、
他のゲームでも使えますので、
少しづつでも微調整して最適なモニターの高さを分ればいちいち変えなくても良いので、
モニターの位置を他のとき変える場合は、この高さだけは良かった位置に戻せる様測っておいたほうが良いかも…
椅子の高さもね…

またモニターの高さも結局角度に関わります、
ただモニターまでの距離が近くなればなるほど変化が大きくなり微調整がシビアになります。

ここまで実際調整してきて、
自分はなんとなしに少しづつモニターを近づけてしまってました。

実際運転の時のリアルな見ているものの距離ってそんなに近くありません、

ここに視力も関わって来るのか?
モニターのまでの位置も少なくてもフロントウィンドウまでの距離と同じくらいは離したほうが良い感じがしました。

離したほうがリアルに感じやすいというか、
視線を上下に動かしやすい?
リアルに錯覚させやすいと感じました。

離すと見える視界は狭くなってしまうけど…
これまたなんとなくググって出てきた情報ですが、(自動運転操縦関連の情報でした。)
注視視野って個人差はあれど大体、
水平(横)16度
垂直(縦)10度
だそうです。
これってほぼモニターの比率ですね…
というか意外と狭いですね。

ここまでやって、
ゲームも実際やってみて、
このブログを書きながら調整も試しつつ分かった事、ポイントです。

1
ハンコンで遊ぶにしてもモニターは近づけ過ぎないほうが良い
80cmを切り出すと途端に難しくなる&リアル感が減る。

2
その状態で視野角をきっちり調整する。

3
高さはモニター表示領域で一番下から57%ラインが目線になる。
(目線=無意識に自然に正面と感じる向き。)

4
この時奥行き描写があるゲーム画面だと錯覚でズレやすいので、
実際モニターの高さ、
もしくは合わせたいだけの線だけの画像で合わせた方が確実。

5
FOVも重要だけど、モニターの高さは同じかそれ以上に重要と知らされました。

でそのモニターの高さでFPSをやってみましたが、
これまた意外と自然です。
ゲーム内の水平視線が自然と戻しやすい。
足元の位置が合いやすい。

この高さ一人称視点のゲーム時の基本と考えた方が良いかも。

まさかと思って古いゲーム
MDミニ2のバーチャレーシングもやってっましたが、
何気にこれもこのルールに準じます。
こんな古いゲームも同じとは…

ちなみにスプライトのアウトランはこの高さでは遊びにくかったです。
(車が画面の一番下に表示なのでモニターをかなり上げた方が良い感じでした。)

さてDR2ですが、ここまで調整している状態でやってみると、
メーター視点(低い)とダッシュボード視点(高め)で視線の向きがかなり違うことが分かります。

でここまで調整して自分に合う視点も変わりました。
今までダッシュボード視点でやっていましたが、
メーター視点の方が自分は走りやすいと感じました。

滑ってもいないのにインに引っ掛けたりすることも減りました。

色々分かって面白かったです。

一先ずここまでです。

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