帽子の生活からいつもの私に

日野市の再現美容師、ル・トレフルの池田です


今年最後の連休は、皆さまどんな連休をすごされましたか？




秋はブライダル繁忙期シーズン。

ブライダルのヘアメイクの仕事もしている私は、21日は大宮・22日は長野でブライダルの仕事、23日は帰ってきて朝からぎっちり予約のアトリエで再現美容師の仕事をしていました





ル・トレフルのアトリエは、がん患者さまや脱毛症の方がウィッグ相談やウィッグ作製、ご自髪ケアなどでご利用いただいております。


昨日は、脱毛症の方のウィッグ相談やご自髪カット・メンテナンスに眉毛のメイクレッスンなどのご予約の合間に、がん患者さまのウィッグの作製をさせていただきました。




今回ヘアエピテーゼウィッグをお作りさせて頂いたKさま、初めてのお問い合わせのお電話はKさまのご主人でした。


お住まいは山梨県なのですが、ご主人のお勤めがこちらの方で土地鑑があるとの事でご来店。
ありがとうございます




Kさまは、抗がん剤治療が始まっていて既に脱毛されていましたがウィッグをお持ちでなかったのでバンダナにニット帽でご来店されました。

これからの季節、髪の毛が無いと寒さを感じます



ご自髪のある数年前のお写真を見せていただきましたが、今回はいつもと違うカールを付けたスタイルをご希望。



サイズ調整をして、カットしてスタイリングをして。


段々と仕上がっていくウィッグ。


実際にウィッグを被ったまま仕上げていくので、まるで自分の髪を切っているように思えます。
こういう感覚も嬉しいですよね





Kさまとお話をしていくうちに、Kさまのご実家がご近所と判明！


ル・トレフルのお店になる前は、日野市の豊田駅近くと現在のこの場所の二カ所で創業45年のつけ麺屋さんでした。
ブログはこちら


もしかしたらKさま行ったことあるかなぁ。






ウィッグが仕上がった頃、ご主人と3歳のお孫さんがお迎えに来ました。

こっちの方で“ 仮面ライダー ゴースト ”のイベントがあって観に行っていたそうです。
だけどなぜかずっと志村けんの “変なおじさん” を踊っていました。

かわいい




次の日から抗がん剤治療が始まるKさま。

「 そうそう、写真を撮らなきゃいけないの。」



体調が良い時に撮りたいですね。



ここのアトリエ白壁だし、せっかくウィッグがキレイなのでここでお写真を撮りました

ついでにご主人も（笑）







帰るとき、お孫さんが 「 ばーば 」と言って荷物カゴからいつもの帽子とバンダナを渡してくれました。

「 帽子いつも被ってるから、孫も慣れちゃったわ（笑）」と話すKさま。





いえいえKさま。

これからはもう帽子を被らず、“いつもの私らしく”でいられますよ



なんだか、ほっこりした時間が流れました。















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【医療用ウィッグ ヘアエピテーゼ】

抗がん剤治療の副作用での脱毛や脱毛症その他でお悩みの方に…

医療用ウィッグ ヘアエピテーゼでナチュラルで自然なヘアスタイルをお作りしております。

医療用ウィッグの制作・ウィッグ相談・自髪デビューに至るまでの様々なお悩みに対応しております。

完全予約制のプライベートサロンですので安心してご来店いただけます。

また、他社のメーカーのウィッグカットやサイズ調整も承っております。
（ウィッグによってはお断りをさせて頂く場合もございます。）



le trèfle (ル・トレフル)
池田友季子

不定休
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