今日も読んでいる、この本
これは2006年に発売された、『AERA』の臨時増刊号、「AERA in FOLK」という本。
アツミはロックも大好きだけど、フォークもロックと同じくらい大好き小学生時分から、吉田拓郎さんだの、猫だのを聴き始め、岡林信康さんや、はっぴえんども今でもよく聴いている
そんなアツミは小学校時代、吉田拓郎さんなどの曲の歌詞をノートに写経のように写しては、ムフムフしていたし、、深夜のAMラジオなんかはもはや宝の宝庫のように思っていたので、SBSラジオさんをラジオに穴が開くほど?聴いていた。中学生になるとだんだんそれはエスカレートし、アコギを始めるわ、訳のわからぬ曲は作るわ、うっかり素人なのにラジオに出演したり、親は「うちの子、何やってんのかしら?」と思っていたことだろう。
そんなアツミをとりこにしているのが、さっきの本。この本は何度読んでも読み飽きず、事あるごとに取り出しては読み返している本で、おおよそ昭和40年代を軸とした、日本のフォーク音楽の歴史が、この本に詰まっている。
この本を読めば、フォークファンがアンテナを立てる、「71’中津川フォークジャンボリー」、「放送禁止の歌」、「フォーライフ」、「URC」などといった案件に関してもくまなく知ることができる。
特に「放送禁止の歌」の部分は興味深く、ちょっと堅いお話になりますが、当時のフォークソングとはプロテストソングも多くあったので、放送禁止や、発売禁止になってしまうことも多かったようで、今の時代ではあまりそういった楽曲が作られなくなっていたり、逆に表現が自由になったりして、放送禁止歌は少なくなり、そういう、現代ではなかなか垣間見えない放送禁止歌達の曲の背景が、とても興味深いんだ。当時の政治的背景から数奇な運命をたどった曲や、何度も書き換えられてしまった曲など、、曲を作る仕事をする自分としては、それはやっぱり知っておきたい事実だなって思うんだよ。
話を戻すと、この本には、吉田拓郎さん、井上陽水さん、浜田省吾さん、忌野清志郎さん、中島みゆきさんや松任谷由実さんなどの当時の話題も少しずつ載っていて、大御所のミュージシャンの先輩のみなさんがどのような時代を経て現在に至るかなんてこともちょっと解る。これも凄く興味深い。
あ~、、、、今日も安定的に痛い内容のブログとなっておりますことを、深くお詫び申し上げます
さて、今夜もこの本を読んで、フォークの世界へいざなわれ、ムフムフするのだ、フフっ
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