ふと、以前、遠藤ミチロウさんのご好意で、中津川フォークジャンボリーに参加させていただいた、あの熱い2日間を思いだした。
今考えても、凄い2日間だった。
中津川フォークジャンボリーは、確か70年代前半に、岐阜の中津川で開催された、今も語り継がれる伝説のライブイベント。当時はアツミサオリは空気で、生まれていないからなにもわからず、でもそんな伝説イベントがあったことを中学あたりで知り、関連文献を読み漁った。
話を戻すと、アツミサオリはまだデビューしておらず、渋谷アピアでマンスリーでライブしてた頃、その中津川フォークジャンボリーが、奇跡的に復活した年があった。
その渋谷アピアで、同じく出演されていた遠藤ミチロウさんが、その中津川フォークジャンボリーに出演されることになり、ミチロウさんのご好意で、なんとアツミもその憧れの中津川フォークジャンボリーに出演させていただけることになった。しかも2日間も！
なんたる幸運
他の出演のみなさんと車を乗り合わせ、中津川へ二日間の遠征に出かけた。憧れの中津川フォークジャンボリー、そりゃあアツミはケンケンガクガクとなっておった
その中津川フォークジャンボリーは、中津川市内に幾つかの野外ステージを設けて、たくさんのアーティストが昼から夜まで2日間歌った。メイン会場で歌われた大江千里さん、凄かった！今でも覚えてる。
確か1日目、ずぶの素人であるアツミにもかかわらず、なんとリクオさんと対バンで、出る前の楽屋から腰が抜けるほどの衝撃
ガックガクになっているアツミを見て、リクオさんは「大丈夫、大丈夫。」と励まして下さって、なんとか自分の出番を終え、リクオさんのステージを拝聴。リクオさんのステージ、本当にステキングで、声がキラキラで、心が高ぶっちゃって、翌日もリクオさんのステージを見に行った。とともに、遠藤ミチロウさんのステージも、もちろん聴きに行った。ミチロウさんのステージは、心にズドン！と来るような切なさや力があって、本当に吸い込まれて行ったのだ。
2日目は、みなさん中津川脱出時間がバラバラになるため、1日目の夜に、出演者のみなさんでお食事会があった。
その時のミチロウさんのお話が可愛くて忘れられない。
昼間、あんなにグワ～！って心持ってかれる歌を歌っていたミチロウさん、本当に物腰がやわらかで優しい方で、それでだけでも、アツミ、なんだか緊張とともに嬉しくなってたわけですが、そのお食事会で、ミチロウさんは、飼ってるネコちゃんが手術したばかりで置いてきたので、心配なんだよとおっしゃってて、もう！
やっぱり、ネコ好きに悪い人はいないと思った
本当に贅沢な体験をさせていただいたなぁって今も思う。あの2日間は凄かった。これは一生忘れない思い出。
遠藤ミチロウさん、リクオさん、ありがとうございました！アツミ頑張ります！
