蚊とは、一体何日くらい生きるものなのだろうか？
二日ばかり前、アツミが育てている黒松、名前「ちょろ松」(昨日名付けた。黒松君より変更の儀でR。)に、ベランダにて手を加えていた時、一匹の蚊がアツミの部屋に侵入。未だアツミの安らかな眠りを妨げ、楽しい「ギターでシングアソングタイム」も脅かしている。全く不届きなヤツが現れたもんでR。
手でぱっちん、ぱっちんと繰り返すも無駄。運動神経＆反射神経はハニワと争うアツミの技量じゃ仕留めることも出来ず、さらにベープをこの狭い部屋で焚くのはアツミが死んでしまうんじゃ？という思いから焚いておらず、蚊との共存の日々が続いている。
そんな日々は嫌だ！
ブ～ンブ～ンと、してやったリ顔でアツミの付近を優雅に飛ばれちゃイライラするので、名前を付けることにした。名前は「かぁ子」(血を吸う蚊は♀だという観点から女子的なネーミング。)。そしたら不思議と少しイラッとしなくなった。
「かぁ子」は先程風呂場でアツミと戯れた。いや、血を吸いたいのだろう。アツミはO型。かぁ子にとっては一番吸いたい血液型。アツミはそうやすやすと吸われちゃ冗談じゃねいよ。と逃げ惑った。一匹と一人の女子は、風呂場でキャピキャピした。お互いに「吸いたい」「仕留めたい」の腹黒さにまとわれながら。。。。。ヒヒっ。
しかしお互いの意見が和解することはなかった。かぁ子は今も優雅にアツミルームでFly&Fly。
おそらく昨晩に引き続き、アツミは睡眠中にかぁ子に輸血提供することになるだろう。アツミは蚊に刺されると、数日は痕が消えない。かぁ子よ、もう満腹だろう？同じ味に飽きただろう？そろそろ君は巣立ちの時が来たのだよ。
かぁ子、さよならは言わない。Fly away～～!外へ羽ばたいておしまいなさい！でないと、ベープを焚くぞぉ～～！
