日々の出来事

当院の出来事を紹介します

大晦日ではあるけれど

2013-12-31 16:26:15 | Weblog
大晦日であろうとも、診療はあります。
開業して依頼16年、年末年始に病院を閉めたことはありません。
今日も朝からそれなりに、予約で診療しています。
予約なしで来てしまった患者さんもいましたが・・・。
多くの動物病院さんが閉まってしまうので、頼っていただけるなら・・・と開けています。

朝イチで、椎間板ヘルニア疑いのダックスフントが初診できました。
グレード2なので安静が必要ですが、緊急手術にはならないです。
食欲不振の帰省中の犬、嘔吐で元気ない犬、
本来食欲旺盛なはずの甲状腺機能亢進症の老猫の食欲不振等々・・・。
意外に来院がありますね。

今晩これからが鬼門です。
夜間の急患で診てくれる動物病院がほとんどなくなるからです。
真の救急はそんなに多くはありません。
それでも難産、尿閉(尿が出せない)、嘔吐が止まらない、けいれんが続く、
は十分に急患です。

可能な限り、診察してさしあげたいと考えています。
あとは自分の体力・体調の問題かな・・・。









すばらしい看取り

2013-12-25 23:50:02 | Weblog
最近、すばらしい看取りをされたご家族を三件続けて体験しました。

老犬のラブラドールで、かなり弱ってきてはいました。
最近はほぼ毎週の通院で、とても大切にされていることが伝わってきました。
最期は一週間ほどの経過で急に弱ってしまい、ご家族に迷惑をかけることなくご自宅で看取られました。
県外にいる娘さんが急に帰ってきてくれたそうで、その日の夜中に亡くなったそうです。
「まるで待っていたかのようだった・・・」とのお話でした。

肥満細胞腫のパピヨンは、それまで病気一つなくお付き合いさせていただきました。
足にできた腫瘍が悪性で、急に進行して弱ってしまい、生活の質が悪化しました。
頑張っていたのですが、最期は病院でご家族に看取られて旅立たれました。
遠方にいる大学生(?)の息子さんが、短期間に往復なさって家族全員に看取られました。
スタッフも含めて、涙なしではいられない立派な看取りでありました。

老猫で頑張っていた子も、ご自宅で看取られました。
こちらも県外に住んでいる娘さん(大人)が、予定変更で帰省してくださり、
家族皆で川の字になって添い寝してあげたそうです。
それまでの通院でも、とにかく辛くないように・・・と最大限の配慮をしてくれていました。

皆さんの素晴らしい看取りに同行させていただき、おまけに感謝までしていただけると、
少しはお役に立てたのかな?と思います。
十分なことができたのか、甚だ自信がありません・・・。
できたことは、とことん寄り添うことだけでした。
長い付き合いの子ばかりで、さみしく思っています。
決してこの子たちのことを忘れることはないでしょう。













忘年会

2013-12-24 00:02:48 | Weblog
12月に入り、気忙しい今日このごろです。

仲間うちでの忘年会が続き、年内にもあと一つ、
「大きいの」が控えています。
酒は強いほうではないのですが、飲まないわけにもいかず、
行けるものには参加しています。

昨日も、家族連れで参加してきました。
古い知人のご夫婦に、誘われたからです。
開業したての頃、仕事上の付き合いがあった方ですが、
転職されたことでご無沙汰していました。
たまたま双方の長男が同級生であり、中学校の入学試験で久しぶりに再会しました。

楽しい語らいは、次の仕事への活力となりますね。
飲み過ぎには気をつけないといけません。
二日酔いになるような飲み方は、もう大人なのでしないんですね。

緊急時には、タクシー等で病院に戻って診療できるレベル・・・、
それがプロとしての制限をかけてくれます。