〇「羊たちの沈黙」
監督:ジョナサン・デミ
出演:ジョディ・フォスター アンソニー・ホプキンス
〇「アトランティスのこころ」
監督:スコット・ヒックス
出演:アンソニー・ホプキンス アントン・イエル・チン
〇「運命の人」
監督:エイドリアン・ライン
出演:ダイアン・レイン リチャード・ギア
〇「ヒアー・アフター」
監督:クリント・イーストウッド
出演:マット・ディモン セシル・ドゥ・フランス
〇「メンインブラック」
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ ウィル・スミス
〇「デッドマン・ウォーキング」
監督:ティム・ロビンズ
出演:スーザン・サランドン ショーン・ペン
再見の作品もありましたが洋画は6本観ることができました。
「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスターもよかったし、「運命の人」のダイアン・レインも良かったです。
アンソニー・ホプキンスは「羊たちの沈黙」と「アトランティスのこころ」での穏やかな老紳士との違いに流石だと感心してしまいました。
そんな優秀な作品達のなかで心に響いたのは「デッドマン・ウォーキング」でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/8f/2c0a0d4c88fb786609353b42a18ab5be.jpg)
この作品は死刑囚とその死刑囚に寄りそうシスター、それと事件に関わる家族の心理を描いた作品で派手さはなく「抜群に面白い作品」という訳ではありません。
しかし、この画調・シーン構成、脚本すべてにおいて秀逸な安定感は抜群のものでした。
死刑制度そのものよりも、「人間を描く」という事をティム・ロビンス監督が主軸として一切ブレていない事の証明だと思います。
スーザン・サランドン、ショーン・ペンの完璧にナチュラルな演技、それを取り巻くヒステリックさを一切削いだ登場人物完璧なまでの説得力を持ち、その演出力はまさにパーフェクトでした。
実に味わい深い作品でした。
月に一度くらい映画も取り上げていきたいと思います(-.-)