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こんにちは!吾妻まいかです。
今回ご紹介する本は「a8(sweets)」です!
「スイーツ」や「食べ物」のイラストを集め、グルメ雑誌風になるように編集しました。
この「グルメ雑誌風になるよう」が本当に難しく…!
(1)余白を意識すべし
(2)使う色数に気を付けるべし
(3)レイアウトを崩さず、しかしながらお洒落な言葉を紡ぐべし
個人的に意識した、この3点について振り返ります!
(1)余白を意識すべし
元々のイラストたちは、雑誌風に編集されることを想定せず描いていたものなので、雑誌風に配置できるよう加工するところからスタートしました。
そして、グルメ雑誌風に大切なことは、「すっきりとしたデザインで、食べ物やタイトルに目を行かせるようにすること」がポイント…
だと、色んなグルメ雑誌を見ていて感じたため、「余白を意識し、たっぷり余裕を持たせること」を優先しました。(個人的な感想です)
余白の出し方として「背景を引き延ばす」以外にも、「背景自体を思い切って消す」「イラスト自体を小さめに配置する」
「紙面の真ん中に配置せず、あえて左右どちらかに偏らせて配置する」など、各ページで色々試行錯誤しました。
(2)使う色数に気を付けるべし
「色の数の多さ=情報の多さ」であると、この冊子の編集中に感じました。
情報が多いことは、時に可愛らしさや賑やかさを伝えてくれますが、画面の華やかさばかり気になってしまい
肝心の食べ物に目が行き辛いので、色数は意識して減らしていました。
…といえど、検討していた色味(画像右)も、それはそれで可愛さがあるので、本当に悩ましかったです。
色遣いの上手なイラストレーター/デザイナーの方に憧れます。。
(3)レイアウトを崩さず、しかしながらお洒落な言葉を紡ぐべし
「グルメ雑誌風」である以上、イラストだけではなく文字部分も考えて制作しているのですが、
文字自体もデザインの一部なので、遠目から見た時にあまりにガタガタしていると、そちらの方が
目を引いてしまうため、文言を調整してみたり、文字間の間を詰めたり離したり、はたまた、
一文字単位で文字の調整してみました(ひらがなと漢字だと、同じポイント数でも大きさが異なって見えることがある)。
調整作業自体も本当に大変だったのですが、何しろ「お洒落な言葉を紡ぐ」というのが非常に難しく…(笑)
イラストで何かを表現するのは得意ですが、文字で感情やイメージを伝えることの難しさを痛感しました…
でも、難しいながら楽しかったので、新刊も楽しみながら文章を制作できたらと思います。
◆a8 (sweets)はマルシェルで出品中!
色々な試行錯誤を経て完成した「a8 (sweets)」はこちらのページで販売しています!
ぜひご覧ください♪
◆今後の予定
来月は、「a8 travel」をご紹介します!
ぜひ次回もご覧ください♪