大塚英志と東浩紀の対談本「リアルのゆくえ」(講談社新書)を読み始める。この二人はちょうど年齢が一回りほど離れているので、やはり世代論のような話がメインになりそうだ。
東浩紀といえば、90年代前半に浅田彰の再来というような触れ込みで現代思想界に登場してきた時、誰が今日のネット&オタク評論家としての活躍を予想しえただろうか。しかし浅田彰自身どちらかというと本業より音楽や建築など趣味的ジャンルでの言説が多いところをみると、これはこれで自然な流れなのかもしれない。
東浩紀といえば、90年代前半に浅田彰の再来というような触れ込みで現代思想界に登場してきた時、誰が今日のネット&オタク評論家としての活躍を予想しえただろうか。しかし浅田彰自身どちらかというと本業より音楽や建築など趣味的ジャンルでの言説が多いところをみると、これはこれで自然な流れなのかもしれない。