奈落のボレロ

Also sprach cyubaki3

Garganta The Amazing Colossal Woman

2010-02-19 11:50:24 | 映画
これは凄い、凄すぎる。おそらく50年代のモノクロSF映画「attack of the 50 foot woman」のパロディなのだろうが、ここまでベタだと笑いを通り過ぎて呆れるしかない。しかし高層ビルを破壊するシーンを見る限り、このColossal Womanのサイズは50フィートどころではないような気がする。

http://www.youtube.com/watch?v=0fJshyTjAP8

We Can Remember It for You Wholesale

2010-02-17 13:05:22 | 日記
今回のトヨタ車のリコール問題はGMを復活させるための陰謀という説があるようだが、もし本当に裏があったとしても陰謀まではいかない策略レベルだろう。80年代の日本車排斥運動の方が官民ともにもっと露骨で激しかった。いずれにせよトヨタにとって泣きっ面に蜂であることに変わりはないだろうが。

本日のタイトル「We Can Remember It for You Wholesale」とはフィリップ・K・ディックの小説の題名。これはアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「トータル・リコール」の原作となった作品である。つまりトータル・リコールとトヨタ・リコールで韻を踏んで(以下略

岡田監督の運命やいかに2

2010-02-16 09:45:54 | 日記
東アジア大会というさして重要とも思えない大会で韓国に敗れただけで、早くも更迭論まで飛び出してきた。今からこんな調子では、もし6月の本体会で決勝トーナメントではなく予選リーグベスト4で終わってしまった時の騒ぎは想像もつかない。しかし岡田監督の性格というかこれまでの発言からすると、今後叩かれれば叩かれるほど意地になって”あくまで目標はベスト4”を強調してくるだろう。もしかしたら岡田監督というのはマスコミにとって自民党の麻生前首相などと同じで最も叩きやすいキャラなのかもしれない。

解任コール殺到も…サポーターの声届かず
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/kfuln20100216002003.html

キャプテン翼30周年

2010-02-15 12:19:01 | 日記
このマンガは最初の頃しか読んでないので最近の連載がどういう設定になっているのか知らないが、30年経っても未だにオリンピック代表ということは、翼くんとその仲間達はレプリカントかもしくはパラレルワールドの住人なのだろう。劇中にマドリードオリンピックを目指しているとあるので多分後者。

水曜どうでしょう

2010-02-14 09:43:02 | 日記
「水曜どうでしょう」の面白さを他人に説明するのは難しい。鈴井貴之と大泉洋の喋りが面白いと言えばそれまでだが、あの何の変哲も無い会話が何故あんなに面白いのかというのは自分でもよく分からない。不思議だ。しかし考えてみれば、10年以上前の北海道ローカル局の番組を、こちらも東京のローカル局であるMXTVで今現在放映しているというところはもっと不思議だ。不況で制作費が不足している為ローカル局同士で互いに過去の番組を使いまわしということなのだろうか。

五体不満足

2010-02-13 10:08:07 | 

五体不満足/乙武洋匡(講談社)

何を今頃であるが、「ブックオフ」の105円コーナーにあったので買って読んでみた。私は意外?と根が単純なので、こういう話を読むと素直に感動してしまう。乙武少年は子供、大人を問わず周囲の人間を成長させるのだな。何よりもあっけらかんとして、やや能天気気味(著者自身がそのような表現をしている)な両親が素晴らしい。人は親を選んで生まれることはできないというが、本当は選んでいるのかもしれない。

アインシュタインの天使

2010-02-12 10:56:32 | 

[新訂]アインシュタインの天使―はじめに落下ありき/荒俣宏、金子務(サンガ)

1991年に出た対談本の新訂版であるが、内容が古代ギリシャから現代物理学に至るまでの力学に関する思想史のようなものなので、それほど古さは感じられない。一番印象に残っている箇所は、ニュートンによって万有引力が発見されるはるか以前のダンテの時代には、物体が互いに引き寄せあうのは愛の力によると考えられていたという件(くだり)。人間というのは面白いことを考えるものだ。そういえば英語のattractiveという単語には”魅力的”という以外に”引き寄せる”という意味もある。納得。

翔んだカップル

2010-02-11 08:45:14 | 日記
三田図書館の地下にある食堂へ行く。ここは元々は区の職員用なのだが一般人も利用できるのだ。食券を買ってカウンターまで持っていくという昭和の学食や社員食堂を思い出させるデジタル化されていないノスタルジックな空間。意外とメニューが充実していてけっこう穴場なので、図書館に来るたびに寄る。何より空いているのがいい。

この食堂にはなぜか柳沢きみおの「翔んだカップル」のコミック全巻が揃っていて、来るたびに少しずつ読んでいる。昔、渋谷陽一が「少女マンガが惚れた腫れたのワンパターンなら、少年マンガは勝った負けたのワンパターン」というようなことを書いていてなるほどと思ったが、この作品の頃から徐々に少年マンガが少女マンガ化していったように思う。今読むと、登場人物が複数自殺したりしてラブコメとしてはかなり異色である。根底に流れるテーマには後年の「大市民」シリーズに通じる所もある。

ジミヘン

2010-02-10 11:32:39 | 音楽

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス/スマッシュ・ヒッツ

久しぶりにジミ・ヘンドリックスのCDを聴いた。今は技術的に巧いギタリストなど国内国外を問わず星の数ほどいるが、やはりジミヘンほどの圧倒的な存在感と迫力を持った人はその後出ていない。同時代で言えば、ベック、ペイジ、クラプトンのいわゆる(ヤードバーズ出身の)三大ギタリストが束になっても太刀打ちできるかどうかという、怪獣に例えるとキングギドラ(ゴジラ=クラプトン、ラドン=ベック、モスラ=ペイジ)のような存在だった。事ロックギターに関する限り、不世出という言葉はこの人の為にあると思う。

ヘンドリックスと言えば、昔フジテレビで深夜に「寺内ヘンドリックス」というギター番組をやっていた。あれ面白かったのでまた復活してほしい。