匂い香れる 秋は閉ざされ
焦げ付く夏の陽射しが燃える
昨日も今日も
向日葵の首は重く垂れ
水射す知恵の術もなく
嘆きの夏は巻き上げる土埃をたて
花はそれでも咲いて居た
川は涸れ 流れは途絶えて吐息吐く
陽炎い立つ水のくねりに涸れた音が聞こえる
雨が欲しいと~
この世に生を受けて幾星霜
枯れ草に秋の道は見えず
聞こえて来る 微かな蟋蟀の叫びが
もう秋だよと
夕べ見上げた星も言う
夜空を照らす月も言った
ああ~ やっぱり秋だよと
迷い道 ああ 迷い道
秋を探して~
匂い香れる 秋は閉ざされ
焦げ付く夏の陽射しが燃える
昨日も今日も
向日葵の首は重く垂れ
水射す知恵の術もなく
嘆きの夏は巻き上げる土埃をたて
花はそれでも咲いて居た
川は涸れ 流れは途絶えて吐息吐く
陽炎い立つ水のくねりに涸れた音が聞こえる
雨が欲しいと~
この世に生を受けて幾星霜
枯れ草に秋の道は見えず
聞こえて来る 微かな蟋蟀の叫びが
もう秋だよと
夕べ見上げた星も言う
夜空を照らす月も言った
ああ~ やっぱり秋だよと
迷い道 ああ 迷い道
秋を探して~