馬場俊英 BEST1996-2007
こんにちは。
気持ちのよい季節ですね。
肌に風が行き目には緑が鮮やかでほんとうに気持ちがいい。
今週は、6/10リリース「ファイティングポースの詩」の
取材や撮影などをやらせてもらっています。
さて、5月27日にフォーライフミュージックより、
僕のベスト盤がリリースとなります。間もなくです。
前にもここで触れましたが少し言葉が足りておりませんでしたので、
もう一度ご案内したいと思います。
内容ですが、デビュー当時のものから2007年までの音源と、
その間の一時期に僕がインディーズ盤としてリリースした作品から、
セレクションされた楽曲が収録されています。
選曲などに僕は関与できませんでしたが、
収録曲を拝見すると、ただシングル曲を並べただけの内容ではなく、
その時代時代で、むしろシングル曲以上に、
当時の僕の実際のムードに近いアルバム曲を中心に選ばれているようで、
とても僕のことを理解してくださっている方々の制作だと感じて感謝しています。
僕のフェイバリットの「一瞬のトワイライト」がないのは寂しかったですが笑。
またアルバム・ジャケットも、
「人生という名の列車」「青春映画が好きだった」と同様に、
カメラマンの佐内正史さんの作品で、
このアルバムのために撮り下ろしていただいたとのこと。
デザインも前2作と同様に遠藤一成さんによるもの。
先日送っていただいたジャケット写真を拝見しましたが、
写真の左側が雨の雰囲気のある曇り空。
そして右側が快晴の空。
雨が去り、雲が流れ、今まさに晴れようとする空に向かって、
右下のほうにいる小さな鳥たちが、
今まさに空に飛び立って行こうとする瞬間でしょうか。
この数年のいろいろな想いがこの写真と重なり胸が熱くなりました。
佐内さんの素晴らしい写真は、「人生という名の列車」
「青春映画が好きだった」と並んで今回もとても素敵です。
作品としては、24~5歳の頃に作った歌から、
40歳になるころの曲が並んでいて、僕にとってもだいぶ懐かしいです。
ただ現在、僕は近年取り組んで来たテーマを推し進めた新しい楽曲を作り、
それらをまとめて新たな作品を作りたいと考え準備をしています。
だから、今回のベスト盤に収録された20代のレアな音源や、
今思えば習作とも言えそうな雰囲気の数曲なども含んだ作品は、
今の僕が感じて欲しいと思っている自分自身の姿や、
語りかけたい言葉とは少し違っていますので、
タイミング的には、ほんとうはあと一年後くらい、
せめてあと半年、リリースが後ろだったら嬉しいなと感じましたが、
それはあくまでも僕のとても勝手な個人的な希望というか想いです。
なのでそういうこととは別に、ありのままの姿がここにあると思うので、
是非、みなさんにもこのベスト盤を手に取っていただき、
楽しんでいただきたいと思っています。
ところで数日前に、2007年の暮れ以来、
久しぶりにお会いしたライターの方とお話をしました。
この方は以前からとても熱心に応援をしてくれた方です。
会話の中で、僕の昨年からの活動の経緯や変化についての
戸惑いのようなものを率直にお話ししてくれました。
足並みをそろえて一緒に頑張って歩いて行くような感覚で
応援をして来たように思うが、
途中から、僕が何を考えてどう思っているのかが少しわからなくなった。
こんなふうに思っているのは自分だけではなく、
きっとファンのみなさんにも
同じように感じている方が多いのではないか、とのことでした。
そんなつもりはまったくありませんでしたが、
そうなのかもしれないなとも素直に思いました。
うまく言えませんが、
次のCDと次のコンサートを良くしていけるように
よく考えて、そしてよく考えたら、それを頑張る、
究極的にはいつだってそれしかないと思っています。
週末は土曜日曜とかなり久しぶりにお休みをいただきました。
ちゃんと休むのは今年になって初めてです笑。
ちょっと原稿書きの宿題ありますが、リフレッシュして、
来週からはいよいよツアーのリハーサルがスタートです。
みなさんも良い週末を過ごしてくださいね。
また書きます。