7D 150-600mm ISO640
見出しは今朝の大山上池での一コマ。
小雨がポツポツ降る中、久しぶりに上池に向かって6時少し前家を出た。
出羽大橋から前を走るローリーが50~55kmとゆっくりだが、急がないので抜かずにノンビリついて行く。
で、何事も無く大山に来たのだが、道中殆ど青信号だったような・・・。
ひょっとしてローリーのドライバー、信号のタイミングを全て把握していて出来るだけ停止しない様に加減してたりして。
仕事で年中同じ道を走行しているのだからそれも有り得る。
土手を歩きながら探鳥するとハシビロガモを発見。
そこに自然観察員の太田さんが来ていろいろと教えてくれた。
本来北方に帰る筈の鳥が今もこの辺りに居るのは、体力が落ちて北上するのをお諦めてしまったらしい。
冬の渡り鳥はシベリアなどの繁殖地に帰れないとエサ不足もありそのまま死んでしまう事が多いとか。
小雨まじりの生憎の天気だが、紅白のスイレンが咲き綺麗だった。
白いのはホントに咲き始めな様で、10輪ほどが透明感のある白い花を咲かせていた。
そこにアメリカ人の牧師さんがやって来て「ワァ、凄いレンズですねぇ、それならアメリカまで見えますか?」とアメリカンジョークを一発。
この方、立派な双眼鏡も持参していて、日本の野鳥の名前も良く知っていた。
珍しくオオバンの飛翔が撮れた。
普段殆ど飛ぶところを見た事が無いが、飛ぶのはあまり得意そうではなかった。
どこの州かは分からないが、牧師さんが言うにはアメリカではバンはカラスの様に沢山いるのだとか。
三人で早朝の野鳥談義(?)した後、牧師さんは「それでは帰ります、グッドラック!」とサムアップして行った。
そのお蔭か、遠くの方を行ったり来たりしていたカワセミが土手に止まってくれた。
このカットを拡大したら青い瞬膜を閉じていた。
イトトンボも今年初めて目撃。
シオカラトンボのようなトンボが目の前の柵に止まったのに近すぎて撮れなかった。
一人になってから土手の階段で少し粘っていると目の前にハクセキレイがヒョイヒョイダンスのような動きで登場。
巣の材料でも咥えてるのかと思ったらイトトンボをまとめ捕り(?)していた。
よく捕ったなぁと思う反面、ちょっと哀れ・・・。