X7i 70-300mm ISO200
今朝は濃霧注意報が出たので眺海の森に夜明けと霧を撮りに出掛けた。
砂越の温度表示は0℃。
四月に入ってから0℃ってあまり記憶に無い。
霧が湧くには寒すぎるかなと思いつつR345の信号に来ると十二滝方面も霧は掛かっていない。
経験から良い霧が出る時は十二滝方向への道が濃霧に覆われる事が多いのだ。
霧はあきらめムードでもとりあえず眺海の森山頂へ。
霧は少し出ていたが6~7年前に見た荘厳な霧の雲海には程遠い。
あの時、雲海が朝焼けで赤紫に染まった風景を撮りたくてα550を購入し一眼に復帰したのだが未だ夢叶わず。。
あと何年通えば撮れるんだろうか・・・。
いつもの山間の一角二は良い感じに霧が漂っていた。
何故かこの辺りは霧が出易く、ここで湧いた霧は谷筋に沿って行進するように左手に流れて行く事が多い。
太陽が薄雲に隠れたり出たりを繰り返しながら徐々に陽が高くなる。
この高圧線の鉄塔はかなりの高さが有り、田沢川ダムから与蔵峠の方向に続いている。
見出しのような光芒も撮れたので山を下りると總光寺のきのこ杉がモウモウと湯気を立てていた。
庄内平野ではそろそろ田植の準備が始まっているが、撮り屋的には霧シーズン開幕だなぁなどと呑気なことを考えていた。
少し遠回りして例の”ハクチョウ居残り池”に寄ってみた。
この頃にはだいぶ暖かくなり、池霧の中キンクロハジロのグループと豆粒だがカワセミ(二羽?)が確認出来た。
カワセミは遠い日陰ばかり行ったり来たりしてまともな写真は撮れなかったが、居るのが確実になったので”カワセミポイントS”という事にしよう。
でここからまた更に遠回りでスワンパークに寄ってみたら何とオオハクチョウがいた!
一見元気そうだが、一羽だけで居るという事は何かしら理由が有るのだろう。
ひょっとして「いや~、庄内が気に入ってしまい永住することにしました、ヨロシク!」なんてな・・・。