6月1日撮影
雨がポツリとくる中で港に着くとハマナスの花が迎えてくれた。
もうすでに終盤のようで姿が崩れたのが多く
咲き始めの綺麗な物を探して撮る。
油断すると刺でチクっとやられる。
花の数よりも実の方が多いかも。
自粛してるうちに季節は確実に進んでいた。
ここで一句
「赤い実の稔るその日を想い散る」
するとすぐ目の前に停泊していた最上丸の船員(研究者?)の方と思しき男性が
「ハマナス良く撮れましたか?」と声をかけて来た。
前にも日記に書いたが撮影中に声掛けされるのが嫌なボンクラだが
あまりぞんざいにしたら失礼なので「空がもうちょっと薄曇りだったら・・・」とお茶を濁した。
ところでこの前港で最上丸の船首を撮った時に違和感を覚えたが
どうやら去年の10月に5代目となる新型になっていたようだ。
*
「声掛けされるのが嫌」と言うと
何か物凄く傲慢な感じに取られそうなので説明させていただきます。
ボンクラの場合シャッターを押そうかどうしようか
何かを感じてるかそうでないかが非常に微妙&脆弱なので
他所の人に声を掛けられ予期せぬ言葉が頭に入ってしまうと
シャッターを切れなくなってなぜ今これを狙っていたのかも
自分でも良く分からなくなってしまうのです。
ですから撮影中に見かけても無視してくれた方が有難いのです。