「小鳥のお話」

掌の上に小鳥が飛んできて、羽を休めていました
可愛くて握りしめると、小鳥は逃げてしまいました
愛おしくてギュっとにぎりしめたら、小鳥は死んでしまいました

小鳥は自由に羽ばたける
それでもその掌が好きで
自ら選んでその掌にとまりにくる

「愛」の例えのお話・・・身に染みます

映画「レオポルド・ブルームへの手紙」

ある人の勧めで
「レオポルド・ブルームへの手紙」という映画を観た

感涙・・・
感じることが多すぎて、頭にリミッターが掛かったようだ・・・
感じるのが怖いのか私・・・と突っ込み☆

元囚人と少年の手紙のやりとり
共通の心の痛み・・・

愛をえられない少年は目で多くを語る
心の中で感じていることを
語る言葉が見つけられない・・・

口数の少ない元囚人もまた
話したところで誰も興味をもってくれるとは思っていない

閉ざした心、孤独
でもどこか諦められない「愛を得たい」という想い・・・葛藤

さぞ苦しいだろう・・・
切ないだろう・・・
私にも心あたりのある痛み

随所に投影のしどころ満載で、涙、涙・・・
少年の母の姿も痛かった

観終って、ふとある人が浮かんだ
大好きだったその人の
ある部分を私はひどく怖れていた・・・嫌っていた
自らを語らない私、心を閉ざす私自身の姿を、
その人に投影していたのかもしれない・・・
そんなはずは無い・・・とずっと認めたくなかった
認めるのが怖かった

「愛とは何ぞや」
カウンセラーを志すきっかけとなった私の心の中の問い・・・
知識としてはいろいろ解ったけれど、
悲しいかな実践して、体感して、私の一部にはなっていない・・・

与えられていたけれど、
それが「愛」だとは知らずに、受けとれない私も確かにいた
目の前の「愛」を怖れて壊していた私
そんな自分も受け入れないと・・・

自分に自分で「愛」与えよう
もう一度自分を愛そう
そこから総てが始まるのだなぁ・・・ウン

転んだけれど・・・

今日は思いっきり転んだ一日でした。
立ち上がるのももう嫌になってしまう位、痛恨の転倒。
おっきな傷が・・・イタタタ・・・
その瞬間はもう、天地ひっくり返ったかと思いました！


思えばこの数ヶ月、
まさにフルブレーキの自転車を必死に漕ぎ続けていました。
転んでみるまで、気づかなかった・・・

苦しかった・・・切なかった・・・
でもその本当の気持ちを感じることさえ
私はやめてしまっていた。

本当のことを知るのが恐かっただけかもしれない。
留まっていたいから、進まなかっただけかもしれない。

そんな私の甘えを許してくれた人がいた。
「ありがとう」と伝えたいけれど、
今は伝える術もない・・・

伝えられないもどかしさ、切なさを味わうことも、
今の私には必要なこと。
この苦しさを引き受けることも必要なこと。
同じことを２度と繰り返さない為に・・・


転んだままでもがいていた・・・
ふと気づいたら
目の前には素敵な宝モノが沢山おちていた。
転んだからこそ手にしたギフト☆

無駄なことなんて、何一つない・・・

その上ありがたいことに、手を差し伸べてくれる人達がいた。
ひとりぼっちだと感じていたのは、私だけだった。
もっと前から差し伸べられていたその手に、私は気づかないだけだった。

感涙・・・

いろんな人の力を借りて、何とか立ち上がりました。

もう一度、一歩踏み出しました。
今度はもう少し、上手く歩けるような・・・

「人は毎日成長する」と教わった。
今日までの私も、ブレーキをかけつつ少しは進んでいたな・・・
明日からはもっと楽に歩けるかもしれない☆

365日後にはどんな私になっているんだろう？
一年後の私に期待しよう・・・

私がいつか手にしたいと願って止まないモノ・・・
いつか手にすると信じたい☆

どうやら今日が私の分岐点のようです