気ままに良い旅

何気ない日々の暮らしと趣味の山旅・国内旅行・海外旅行を思い出とともにつづります

At that time

2019-07-29 12:56:06 | ABCトレック
At that time

2014/06/05 20:34




http://youtu.be/xQaZ1FE5OyA





深夜12時、カトマンズのホテルに到着した我々は、15時間の移動の疲れかその夜は泥のように眠りこけた。旅の興奮なのか太陽があがる頃、私はカメラの準備を始めていた。朝食を済ませるとすぐに周辺の路地裏へ繰り出す。タメルの街がこれから目覚める。



Corner of the back alley、路地裏の隅っこまで歩くと、自転車にフルーツを積み込む親子に出会う。ここでは日々の生活の為の現金を得るために形はどうであれひとまず物を売ることからはじまる。


二年前に訪れた紅茶店で試飲に出してくれたマサラティーを呑んでいたら、二人組みの男がグラインダーらしき物をかついでやって来た。おもむろに仏塔の前にそれを下ろしたとおもったら若い方の男が本来ならベルトを掛ける部分に長い自転車チェーンを4回ほど巻き付け、交互に引っ張り始めた。人力のぐラインダーだ。三々五々集まってきた人々はその研ぎ師に包丁を渡した。研ぎ師は慣れた手つきで包丁を研ぎ始める。研ぎおわった包丁を僕は摘み指の腹で切れ具合を確かめた。これじゃ日本で不燃物廃棄する包丁の方がまだ切れるぜ!Kitchen knife of Japan is the No1と言ってやると、二人の男が親指を立てその通りだと合図した。ちなみにネパールは1日5~6時間は停電です




ティミ、この街を知ったのは、地球の歩き方 に半ページほど小さく載っていたのが目にとまったからだ。僕の隣町は焼き物の街で知られる常滑である。今でも焼き物は街の産業に変わりはないが、煙突から煙が立ち昇る事はなくなりガスで焼成される為、古きよき街の風景は消えようとしている。
土産物屋すらないティミの街、そこには中世の焼き物の街と職人の血を受け継ぐ人々が今も昔のままロクロを回し続けているのだ。





Tags: ネパールの話
Binder: ヒマラヤ・ネパール紀行(日記数:28/全体に公開)




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たかすぃーさん
2014/06/07 00:07 [削除する]



現地の人の日常と、バラさんたちの非日常が混ざり合ってて、
そこにキレイでシンプルなBGMが流れると、
行ってもないのに、あー、旅が終わっちゃったんだなー、と寂しくなります。
でも、後味のいいビデオです。



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バラさん
2014/06/07 09:10 [削除する]



おはようございます。
右肩の手術から今週退院できました。
まだ、体がトレーニングできるレベルではなく、少し痛みがすくなくなってから
少しづつ体つくりをしたいと思っています。

あ~、、三週間なにもせずベッドで寝たり本を読むだけの生活は筋力も
循環器もまったくじじいレベルになってしまいました。

稜線の記憶 95. ヒマラヤABC Trek 7/8/9日目いざ山を降りる

2019-07-29 12:54:44 | ABCトレック
稜線の記憶 95. ヒマラヤABC Trek 7/8/9日目いざ山を降りる

2014/05/10 21:02


2014.3/30.31.1

アンナプルナ・ベースキャンプを降りる朝、ロッジの外へ出て360度周囲を見渡す。何度見ても飽きることがなく、出発までのわずかな時間も写真を撮りまくる。撮影用のヘリが飛来するほどの好天なのだ!
ザンネンだがもう降りなければならない。
雪のアンナプルナBCを降りながら絶景に感動し、ひたすら歩いて村々を通過していく途中も自分達で企画したこの山旅がいかにすばらしいものだったか考えながら歩いた。そして人々から受けた親切にも感謝。
http://youtu.be/xQaZ1FE5OyA


ランドルンという村の朝。のどかな山村で僕はとても好きになりました。ポタナという峠まで半年前に林道が開通しポカラへも行きやすくなるでしょう。これからこの村も変わっていくのでしょう。


ランドルンのロッジは二階にあり部屋から出るとアンナプルナサウスが眺められた。ABCを出発してから3日目の朝である。


オーストラリアンキャンプからダンプスに向う小高い丘に皆でタウチョを着けた。そしてこれから降りてゆくダンプスを見下ろし皆で万歳した。


ダンプスのロッジで時間をもてあましスケッチをしていたらソナンがやってきたので絵を描かせてみた。鉛筆は慣れないのか彼はすぐ芯を折ってしまった(笑)


ビームにも絵を描かせてみた。まじめな彼そのものの絵である。直線は定規を使った(笑)


最終日、ダンプスを出発しこれがトレッキング道なの?と言うような棚田のあぜ道を気持ちよく歩く。すごくきれいなところだったが休耕田が少し目立った。たぶんこれから風景が変わってしまうだろう。


アンナプルナABC最後の石段。11日間の終わり


ダワがご馳走してくれたダルバート。下界で食べるダルバートは上品に見えるのだった!


たくさんお湯の出るポカラのホテル。いろいろ思い出していた。





Tags: ヒマラヤ
Binder: ヒマラヤ・ネパール紀行(日記数:28/全体に公開)




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きよこさん
2014/05/10 23:17 [削除する]



久し振りに、フリーエムエルにあげてある写真を見に来てみたら、
あら、バラさん、引き続き、こちらにもアップされているのですね。
また、時間があるときに、ゆっくり、こちらの倉庫?も拝見致します。
貴重な記録がいろいろありますよね。



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バラさん
2014/05/11 20:28 [削除する]



 きよこさん、おはようございます。
一時はフェースブックに乗り換えたのですが、あちらでは書きたいことの半分も書けないと感じています。fleemlはもともと自分の日記代わりなので書いていれば満足です(笑) 

稜線の記憶 94. ヒマラヤABC Trek 6日目 アンナプルナBCへ

2019-07-29 12:52:46 | ABCトレック
稜線の記憶 94. ヒマラヤABC Trek 6日目 アンナプルナBCへ

2014/05/10 17:52


2014.3/29(土)晴/雪

ABCトレッキング6日目
デウラリ7:35am→マチャプチャレBC10:50am→ABC 12:50pm

デウラリのロッジから見える周辺の山はほぼ垂直の岸壁が連なり雪がへばりついている。まさに神を感じる。モディ・コーラ沿いに歩を進めると早いうちに雪のトレックとなるが難しくはない。二箇所のデブリの出口でメンバーが少々てこずったがあとは気分よく登ることができた。ABCは感動的に美しかった。アンナプルナ南壁は圧倒的な存在感があった。
http://youtu.be/z1XtiKIB3OU



デウラリを出発して2時間も歩くとモディ・コーラの渓谷の真っ只中に出る。右も左も大岸壁だ!


モディ・コーラ上流に向かって登っていくとルーとは次第に雪で覆われた。前方にガンガ・プルナ7454mが聳えています。


渓谷左岸に聳え立つ1000mを越す岸壁。シェルパが見つめているので登った人がいるのかもしれない


二箇所目のデブリ。幅100mを越すかなり大きな雪崩


ガンダルバ・チュリ6348mエベレストの小型版のような山容だ


マチャプチャレBCにて、。感動でたそがれる!ここからアンナプルナ・ベースキャンプは2~3時間だ!


アンナプルナ・ベースキャンプを示す看板。みんな感動の涙です!
向こうに見えるのがベースキャンプのロッジ。ここからのハイキャンプはテントとなり本格的なクライミングとなる。


氷河を見渡す小高い丘。向こう側が氷河ですが底の岩盤が見えていました。温暖化?



ベースキャンプのロッジでお茶会の始まりです。ヨーロッパからアメリカから愉快な仲間が出来ました。帰りも彼らとぬきつぬかれつのトレッキングが続きました。



イカシタ二枚目の彼。抹茶は始めてのようです。英語をしゃべってました。


お抹茶を点ててくれたツネちゃん


愉快で気が効くぺーさん


ヨーロッパアルプスにも行ってます小石さん


いつもいただくばかりの人(笑)


お代わりをした外人さん。抹茶が気に入ったかも、よかったです!


この人は英語をしゃべっていましたがたぶんドイツからです。


ダワ・シェルパ

稜線の記憶 93. ヒマラヤ ABC Treck 5日目 シヌワ~デウラリ

2019-07-29 12:51:35 | ABCトレック
稜線の記憶 93. ヒマラヤ ABC Treck 5日目 シヌワ~デウラリ

2014/05/09 08:45


2014.3/28(金)晴れ夕方大雨

アンナプルナ ベースキャンプ トレッキング 5日目

Sinuwa(2360m)をModi Khola沿いに原生林の中をすすみDeurali(3200m)へ至る。時々見え隠れするアンナプルナ・サウスやマチャプチャレがずいぶん近づき迫力を増す。
http://youtu.be/rhs8mzqlt3o



sinuwaを出発してから一時間歩いた頃、大キジをする。良い気分。そしてBanbooで朝のティータイム。左ビーム君 右ソナン君↑

今日は、高度差900mを登る。足に乳酸溜りまくり!


Dobanで昼食、マチャプチャレのシッポが大きく見える。


みんな山行日記メモメモ(ぺーさん)


ツネちゃんが山行日記を一番熱心に書いていたカナ?


山行日記は書いていて一番素直になれる瞬間!


明るくとても爽やかなドバンのロッジ。泊まってみたかった。


3000mでもシャクナゲがきれいに咲いています


Tags: ヒマラヤ
Binder: ヒマラヤ・ネパール紀行(日記数:28/全体に公開)




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七重草さん
2014/05/10 18:00 [削除する]



大変ご無沙汰しています。久しぶりにお邪魔しました。
ヒマラヤに登るような人は私の身近にはいないので、ニュースとか見たり聞いたりしても、まあ、全く別世界のことのように思っていました。でも、バラさんが実際に登られていると思うと、まあ、バラさんにもリアルでお会いしたことはないですけれども、すごく身近なことのように思えて、なんだかどきっとしてしまう位でした(笑)。貴重なお写真シェアしてくださって、すごく嬉しいです。自分もほんのちょこっとだけ参加しているような、嬉しい勘違いができて、これから楽しみです。



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バラさん
2014/05/10 20:02 [削除する]



ども!
ご無沙汰してました。なんとか元気にやってます(笑)
サミッターではありません。そんなお金もありませんのでベースキャンプまでの山旅です。
今回もすごく感動しました。何度も涙してしまいました(笑)


稜線の記憶 92. ヒマラヤABC Treck 四日目 ゴレパニ~シヌア

2019-07-29 12:51:00 | ABCトレック
稜線の記憶 92. ヒマラヤABC Treck 四日目 ゴレパニ~シヌア

2014/04/30 23:59


2014.3/27(木)晴れ

Tadapani7:10am→Chomrong12:05pm→Sinuwa Lodge15:20pm

Trekkingロードは村々を繋ぎその間は石楠花の原生林だったり、麦の棚田だったり、吊橋を越えてアップダウンを繰り返す。緑の中を延々と歩く。時間はゆっくり進み山仲間との連帯感と心が純化されていくようです。きょうは長かった!
http://youtu.be/demE-UvnTpk


Trekking四日目タダパニの朝、2900mと少し高所のため空気が澄んでいる感じが気持ちいい


朝食後、ロッジの食堂でくつろぐ。みやげ物のショールやクロスがカラフル


シャクナゲの原生林や麦が栽培される棚田を通り過ぎていくと時々小屋跡や小さな村がある


歩き疲れた頃、ガイドのダワ・シェルパは必ずお茶を用意してくれる


Hill Topトーテムポール


sinuwaのひとつ手前の村Chomrong。石畳と石段の美しいロッジが集まる。美しいがつらい村。


すごい石段。帰りはこれを登らないといけないのか(笑)


見事な石の家


ダワ・シェルパ
エベレスト3回、アイランドピーク(6000mクラス)14回登頂
その他のエリア登頂たくさん(笑)
控えめで優しく、大丈夫ですと元気付けてくれる人