Mein kleiner Rosengarten

それでも愛しいこの娘たち

今日の写真のバラは
パッと人目を惹くような美人さんではありません。

カメラマン(もちろん私)の腕がお粗末なので、
写真うつりが悪いのもあります。
でもそれだけじゃなく、バラそのもののコンディションが悪さが、
美人さんになれない一番の原因だと思います。

最初のこのバラ。ミニのレディ・メイアンディナです。
この写真だけ見ると葉が茂って
そんなに株のコンディションが悪いようには、見えないかもしれません。



でも、3ヶ月前は下のような切り株でした。
過去のブログにも書きましたが、
ハダニが株全体に広がって瀕死の状態だったので、
枯死を覚悟ですべての枝を切り捨てたのです。



しばらくすると奇跡が起こりました。
健康なシュートが2本伸びてきたんです。
(写真では1本しか写ってないけれど、後からもう1本出ました)



夏の間小さな蕾を2回つけましたが摘蕾して、
涼しくなってからようやく咲かせた花が下の写真です。
(下は最初の写真の2日前のもの)



そんな経過をたどったバラなので、株に体力がありません。
夏に出たばかりの2本のシュートはヒョロヒョロです。
だから花も、カタログで見るような、
品種本来の姿には及ばないと思います。

それでも。
心配して心配して、看病して、見守ってきたバラだから、
私にとっては、愛しい愛しいバラなのです。


次の写真のロゼビアンは、梅雨の間ひどいうどん粉病にかかって、
成長がピッタリ止まってしまいました。
どうにもならないので被害のひどい枝を切って様子を見ましたが、
一番花を咲かせた健康な枝の葉にハダニが広がり、
またしても弱ってしまって新芽が出ない状態で夏を越しました。



夏剪定をして、ようやく蕾を上げてきたのが
上の写真の花です。(9月22,25,26日の記事にも花の写真を載せました)
健康な葉が少ないので株に体力がなく、花弁が少ないです。
それでもハイブリッド・ティーらしく、
気高い姿で咲こうとするところが健気だわ…と思います。


次の写真はこのブログに何度も登場している、
ピエール・ドゥ・ロンサールの折れたシュートの先を挿し木したもの。



先月26日には上の写真の状態だったけれど、
今は下の状態に…。



新しい芽が展開しているように見えたけれど、
その芽は枯れて落ちてしまったのです。(泣)
でも残った葉はかなりしっかりしているので、
生きているのか死んでいるのか判別がつかず、
処分するのも可哀想で、そのまま様子をみています。


そんな私の希望の光は
昨日たくさんの写真を載せた、アイスバーグちゃん。



今まさに開こうとする細長い蕾はチューリップのよう。


空の写真は昨日の夕暮れ時のものです。



秋の日はつるべ落とし。
少し寂しくて、人恋しくなる季節です。


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