このところ陽が射さない日が続いています。
空にカメラを向けても、灰色の雲が広がるばかり。
どことなく寂しい晩秋の空です。
バラたちは過ぎてゆく季節を感じているのでしょう。
長い時間をかけて物憂げに花開き、
そして時おり吹く冷たい北風に、
はらはらと花びらを奪われていきます。
先日も載せた、紅を差したアイスバーグを
見ていて気づいたことがありました。
わが家には2本のアイスバーグがあります。
接木苗を購入して育てた親の樹と、
そこから挿し木して増やした子の樹です。
上の2枚の写真は親のアイスバーグ。
花びらの縁ににじむような、淡い紅を差しています。
下の2枚は子のアイスバーグです。
くっきりとした鮮やかな紅を、外側の花弁に差しています。
同じベランダで育った親子のアイスバーグなのに、
紅の差し方がちがうなんて、不思議~。
まるで人間のよう。
母と娘ではお化粧の好みがちがっていたりするものね。
うふふ…
季節が終わろうとしています。
バラの写真、あと何回載せられるかな…。
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