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Mein kleiner Rosengarten

ティーの香り モリニュー

バラが散った バラが散った いつのまにか 
僕の庭は まえのように さびしくなった
僕の庭の バラは散って しまったけれど さびしかった 僕の心に バラが咲いた
バラよ バラよ 心のバラ いつまでも そこで咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた 僕の心に いつまでも 散らない 真っ赤なバラが
いつまでも 散らない 真っ赤なバラが

私の庭ならぬベランダも 、バラが散ってしまって、さびしくなりました。
でも花がらを切ったところから、新しい芽が元気よく伸びてきていて、頼もしい限りです。
お礼肥をあげて、梅雨の晴れ間にはしっかりお日様に当ててあげましょう。

イングリッシュローズのモリニューは明るく輝くような黄色のバラで、気温が低い秋の花は、山吹色になります。
一昨年、国際バラとガーデニングショウに行った時に、どうしてもティーの香りのバラが欲しくて買ってしまいました。
本当は強いティーの香りをもつグラハム・トーマスが欲しかったけれど、株が大きくなるので、鉢植えでは無理と諦めて、モリニューにしたという訳なのです。

モリニューの香りはムスク(麝香)にティー系の香りが加わっているといいますが、私には詳しいことはわかりません。
私は、爽やかなティーの香りだと感じます。

春から初夏にかけてのモリニューは、驚くほど生育が旺盛で、ありとあらゆる芽が動き、枝葉を伸ばします。
明るい緑の葉は花の黄色とよく調和して、とても美しい姿のバラです。
花もたくさんつけてくれますが、ひとつ残念なことにあまり花持ちがよいほうではなく、風が吹くと、はかなくもヒラヒラと花びらが散っていきます。
特に切花にしてしまうと、花の寿命が短くなるような気がします。

花がらを切るとき、少し長めに枝を切って挿し木をすると、モリニューの場合、ほぼ100パーセント根付きます。生命力の強いバラです。
切った枝を捨ててしまうのがもったいなくて、一昨年、ついつい挿し木してしまったら、みんな根付いて、狭いベランダがモリニューの苗木ばかり…という状態に
育てきれないので、挿し木苗は遊びにきてくれたバラ好きの友だちにもらわれていきました。

もらわれていったモリニューたちは今頃どうしているかな?と思っていたら、
先日「今年も咲いたよ」と知らせが届いてハッピーな気持ちになりました。
まるで娘をお嫁に出した親の心境です

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