秋晴れの休日、また戸隠古道を歩いてきました。
秋の観光シーズンとあって、駐車場はほぼ満車。
新潟、群馬、熊谷、山梨…と
関東甲信越地方のナンバーの車がたくさん停まっていました。
今回歩いたのは、
前回、あまりの人出にたじろいでしまって
奥に進むことができなかった
戸隠神社奥社参道口から奥社までの 2km 50分の道のりです。
始まりは、奥社参道口の大鳥居から。
(上の地図の一番下中央の場所です)
ここから先は神様がお歩きになる神聖な場所だということで
乗り物を下りて歩くように、鳥居の前に“下馬”という標がありました。
鳥居から先、しばらくはこんな参道が続きます。
↓
参道の中ほどにある随神門の近くまで歩いてくると、
太い幹の立派な杉並木が現れます。
なぜか、樹皮がねじれていました。
上の地図 中ほどの随神門
↓
拡大してみました。
参道の杉並木は江戸時代初期に植えられたクマスギで、
右側に150本、左側に130本あるそうです。
樹齢400年近い杉の古木の根元は、こんなふうになっていました。
↓
このまっすぐに伸びる杉並木の参道は、
日が遮られているために昼間でも薄暗いのですが、
冬至と立春の日には
太陽光が正面から昇るようになっているそうです。
随神門から25分も歩くと、
上り坂に続いて長い石段が始まります。
石段は一段一段が高くて、足場が悪いので歩きにくく
軟弱な私は、「ここでリタイヤして引き返そうか…」
という考えが頭をよぎりました。
知らずに高いヒールの靴で来てしまった若い女の子は、
かなり苦労して歩いていました。
スニーカーがお勧めです!
ヨロヨロしながら上まで上ってくると、こんな景色が待っていました。
中央奥にわずかに見えるのが、標高1904mの戸隠山です。
上の写真ではわかりにくいですが、
戸隠山は、切り立った岩山が
ノコギリの刃のようなギザギザの稜線を作り
面白い形をしています。
戸隠山の写真を見たい方はこちらをクリックしてください。
↑
戸隠観光協会のサイトに飛びます。
この近くのわき道から、戸隠登山道が始まっています。
上級者向けのコースだそうです。
参道の終着点、戸隠神社奥社近く(社務所前)の紅葉
奥社の写真はこちら
↓
思ったより小さな神社でしたが、
奥社へ続く石段は、参拝する人で長蛇の列でした。
せっかくここまで1時間近くも歩いて来たのだから、
もっと近くに行ってみたかったのですが、
一人一人お参りしているので、列はなかなか進みません。
気温は10℃と寒く、日も傾きつつあったので、
帰路のことも考えて、
ここでもと来た参道を引き返して帰ることにしました。
帰り道、果物の直売所で
今が旬の“秋映”(あきばえ)という名の長野産のリンゴと、
紅玉を買って帰りました。
紅玉はアップルパイにしようと思います♪
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