3年前の秋…
コロナが流行する前のこと
ある縁があって
茨城県の真壁高校の晨光祭で
販売されていたというシクラメンをいただきました
生徒さんが育てたシクラメンということでしたが
とても立派な大株のシクラメンで
品種はビクトリア、かな?
※ 画像の背景は加工してあります
春が来て花が終わっても
肉厚の元気な葉っぱがモリモリで
暑くなっても休眠することなく
葉っぱモリモリのまま夏を越しました
栄養をしっかり蓄えて球根は大きく育ち
2年目の冬もたくさんの花が咲きました
そして
3年目の冬
またしても
たくさんの蕾が上がってきましたが
前回アップした
ガーデンシクラメンのエピソードと同様に
元気なく花が倒れていき
不審に思って株元を覗いてみると
やっぱりカビ!
密集した葉の付け根部分に
灰色のカビが発生していました
真壁高校の生徒さん、ごめんなさい
カビは球根全体に広がる勢いで
もはや手の施しようがなかったので
思い切ってすべての花や葉を取り除き
むき出しになった球根にカビに効く薬をかけました
憐れな姿になったシクラメンは
葉っぱがないので
光合成する必要もないだろうと
光の射さない玄関に置いていたら
※ もらった時のまま「真壁高等学校」のシール付きの鉢です
球根の縁から
何やらニョキニョキと…
葉っぱの赤ちゃんが芽を出してきました
この赤ちゃんたちが
無事に育ってくれたら
来シーズンに復活して花を見せてくれるかな?
3年前、わが家に来た時のように
美しい姿を見せてくれることを願って
葉っぱの赤ちゃんの成長を見守りたいと思います