シクラメンの切り戻し

わが家には、一昨年の12月に購入し、
二度の夏越しを経たシクラメン2株があります。

2つともピンクのシクラメンで、
ひとつは正式品種名“ナナ”。
もうひとつは名前がわからないので、
わが家ではナナと区別するために、“モモ”と呼んでいます。


そのシクラメンのモモ、
無事に夏を越して、たくさんの蕾が上がってきていたのですが、
ご覧のように元気がないのです。
↓


花は奇形でクチャクチャ。
葉裏にはホコリのような虫や小さな黒い虫が付いていて
たぶん、害虫のシクラメンホコリダニとスリップスと思われます。

薬剤をかけてみたけれど、
葉や蕾がたくさんあって、効果的に駆除できず、
状態は改善しませんでした。

仕方がないので、
害虫の被害を受けた葉や花・蕾を取り除くと、
こうなりました。
↓


む、む、む…
よく見ると、残っている葉や蕾にも
茶色いシミのようなものが付いてます。
すでに、シクラメンホコリダニの被害を受けている様子。

どうしたものか…。

ハイ！　こうしました～。
↓


またもや丸坊主のシクラメンの出来上がりです～。^^ゞ

“またもや”と言ったのは、
丸坊主のシクラメンは、モモが初めてではないからです。

実は私、10月19日に、もう１つのシクラメン“ナナ”を
丸坊主にしてしまった前科があります。
その時の様子が下の写真です。



こんなことして良いとは園芸書には書いていないので、
真似はしないでくださいね～。
調子の悪い株の、私流のリセット法です。
枯れてしまっても自己責任です。^^；

でも、
そんな私の無謀な仕打ちに、
めげずにナナちゃん、頑張りましたよ！
これが最近のナナちゃんの姿です。



球根のあちこちから、葉っぱの赤ちゃんが
芽吹いてきましたよ！



最初は、球根に白い小さな点のようなブツブツが現れます。
それが、少しずつ成長して、葉の形になっていきます。
ピンボケですが上の写真のような状態です。


↑
少し大きくなるとこんな姿に。



さらに大きくなるとこんなふうに葉が伸びてきます。


今のところ、先にリセット（丸坊主）したナナの新芽は健康で、
害虫の被害はないようです。
このまま順調に回復してくれたら、来年の春には、
再び咲いてくれそうです。

後から丸坊主にしたモモも、
ナナの後に続いて頑張って欲しいな～。^^