私には特別大切なバラがあります。
それは、昨年の冬お部屋で冬越しさせた
挿し木育ちの“ちっちゃなウィズリー”もそうだし、
ピエール・ドゥ・ロンサールの折れたシュートの先っぽを挿し木した
“ピエールJr.君”もそうです。
(ピエールJr.君の生い立ちについてはこちらをどうぞ)
その大切なピエールJr.君は、今年大きく育ちました。
そして、6月にはそれはそれは美しい初花を見せてくれました。
「ご苦労さま。よく頑張ったね」という気持ちをこめて
今日はピエールJr.君の土替えをしました。
鉢から抜いてみると、鉢土はカチンコチンに固まっていました。
大きくなったから、8号鉢は窮屈になったんですね。
根もぎっしりです。
挿し木ですから、この根はすべてピエールJr.君自身のものです。
頼もしい根っこでしょう?
↓
株元を見ると、なんと来年伸びてくるであろう
ベーサルシュートの元となる芽ができていました。
(真ん中の大きな芽のようなものは、枝を切った跡なので芽ではありません)
↓
ガチガチに固まった鉢土をほぐして、
(なかなかほぐれない~!)
新しい用土で植え替えて
「よし、完成!」
と思って株元を見ると…
あれ、あれ、あれれ~
さっきまであったはずの
ベーサルシュートの元になるはずの芽がひとつないじゃありませんか!
植え替え後の写真
↓
植え替え前の写真
↓
植え替え前には確かに地際にあった芽が
植え替え後、なくなっていました。
土替え作業中に芽を傷めて、とれてしまったようです。
ガーン
ピエールJr.君が大切に育んだ芽だったのに。
来年、大きく伸びるはずの芽だったのに。
再来年、その枝にたくさんの花が咲くはずの芽だったのに。
私ってば、何てことをしてしまったんでしょう。
ピエールJr.君に申し訳がありません。
ごめんね、ピエールJr.君。
ピエールJr.君は何にも言いません。
(あたりまえだけどね ^^;)
黙ったまま静かに休眠に入ってしまったかのようです。
このところの暖かさで
アイスバーグが1輪咲きました。
初冬のアイスバーグは、ほんのりピンク色です。
ひとつだけ実ったマチルダのローズヒップ
私が気まぐれで
1つだけ摘み取らなかった花がらに実りました。
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