今日は12日。
“12”の窓は、クリスマスツリーの下にありました。
窓(箱)を開けると…
宝物の数々!?
ツリーの飾り付けに使うオーナメントのようにも見えます。
ツリーの周りでは、人々が手をつなぎ、楽しそうに踊っています。
楽器を持って音楽を演奏している人もいます。(最初の写真)
クリスマスのお祝いの踊りなのでしょう。
賑やかな雰囲気が伝わってきます。
今日はクリスマスグッズの写真はお休みして、
“詩”の紹介をしようと思います。
星を動かす少女
クリスマスのページェントで、
日曜学校の上級生たちは
三人の博士や
牧羊者の群れや
マリヤなど
それぞれ人の目につく役を
ふりあてられたが、
一人の少女は
誰も見ていない舞台の背後にかくれて
星を動かす役があたった。
「お母さん、
私は今夜星を動かすの。
見ていて頂戴ね─」
その夜、堂に満ちた会衆は
ベツレヘムの星を動かしたものが
誰であるか気づかなかったけれど、
彼女の母だけは知っていた。
そこに少女のよろこびがあった。
松田明三郎著 詩集『星を動かす少女』 福永書店
※ ページェント…イエス・キリストの降誕劇
数年前、娘はキリスト教系の幼稚園に通っていました。
その幼稚園では毎年クリスマスに
子どもたちがイエス・キリストの降誕劇をやることになっていて、
配役決めがありました。
娘はマリアを希望していましたが、希望者が多く、
残念ながらマリアにはなれず、
次に別の役を希望しましたが、それも叶いませんでした。
娘は二度続けて希望の役につけなかったため、
こらえきれずに泣いたそうです。
結局娘は、最後に残った目立たない“ある役”に決まり、
本番では、一生懸命にその役を演じていました。
そのころ知ったのが『星を動かす少女』です。
私は娘をその少女に重ね、
また、自分をその母親に重ね、
娘の出ている降誕劇を息を詰めて見つめていました。
今もその時のことを思い出すと
目頭が熱くなります。
母親としての私の
クリスマスの思い出です。
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