おはようございます。 ヒデです。
久々のブログ更新です。
というのも、先週末から胃腸炎になってしまい、やっとこさ復活しました。 日ごろから体調管理には気をつけなければいけません。(反省 )
さて、昨日、2015年のF1がオーストラリアのアルバート・パーク・サーキットで開幕しました!
ついに、今シーズンのF1スタートです!!
この日をどれだけ待ちわびていたことか...。
早速、金曜日のフリー走行が行われたので、今年のF1の見どころを交えながら、この開幕の雰囲気を書いていみたいと思います。
まず、今年のF1といえば、なんといってもこの話題に注目するしかありません!
1.マクラーレン・ホンダの復活!!
F1の歴史に刻まれている、最強コンビが23年ぶりに復活したのです。
日本の自動車メーカーであるホンダといえば、モータースポーツ。そして、F1という印象を持っている人は、私もそうですし、少なくありません。
2008年にF1を撤退してから、7年ぶりにホンダがF1に復活する。このことだけでもうれしいのに、さらにコンビを組むのがマクラーレンというのであれば、これほど期待が膨らむことはありません。
1988年にセナとプロストで刻んだ歴史。16戦中15勝という記録は、マクラーレン・ホンダの強さを象徴するものです。
そして、何故だか、このマクラーレン・ホンダの復活には、その最強コンビ当時の状況とシンクロする部分があるのです。
それは、ドライバーズラインナップにあります。
マクラーレン・ホンダのドライバーは、フェラーリから移籍してきたフェルナンド・アロンソ選手と引き続きマクラーレンでドライブするジェンソン・バトン選手です。
どちらもF1でドライバーズチャンピオンを獲得した選手です。
アロンソ選手は、現役F1ドライバーの中でも最も素晴らしいドライバーとして評価されています。どんなマシンに乗っても、パフォーマンスを見せてくれる数少ないドライバーです。私と同い年ということもあり、勝手に親近感をもっていて、F1デビューからずっと応援しています。
バトン選手は、日本のF1ファンに君が代を聞かせてくれ、うれし涙を流されてくれたドライバーです。ホンダ第3期F1活動を行っているとき、優勝してくれたのがバトン選手であり、表彰台での君が代は今でも胸が熱くなります。
実は、両ドライバーとも日本が大好きで、アロンソ選手は日本のアニメ文化やサムライの精神が好きだったり、バトン選手は奥さんがモデルの道端ジェシカさんということもあって、日本への想いはヘルメットを見たってあらわれています。
そんな期待が大きいマクラーレン・ホンダの開幕戦オーストラリアGPのフリー走行ですが、アロンソ選手は残念ながら2月末のテストでクラッシュしてしまった影響もあり、今回は欠場。代わりにマグヌッセン選手がドライブしています。
タイムは、バトン選手が13番手、マグヌッセン選手が16番手(最下位)という結果。
テストの段階から多くのトラブルに見舞われているマクラーレン・ホンダですが、そのトラブルは開幕戦でも続いているようです。
同様の現象は、去年のレッドブル・ルノーにも見られていましたが、現在のF1はホンダの関わるパワーユニットも含め、かなり電子制御の技術が発達しています。ハードとソフト、どちらの面でも膨大な課題をクリアしなければなりません。
昨年のシーズン終了後、初めてそのハードとソフトが融合したわけですが、まだまだ課題を解決しきれていないようです。
やっぱり期待感が大きいだけに、順位やタイムにどうしても目が向いてしまいますが、F1も時代と共に大きく変わっています。特に昨年から大きく変更が加えられ、パワーユニットを中心に変革が生じている中で、まずはホンダがF1の新たな歴史に足を踏み入れた、世界最高峰のレースに再び挑戦している!そのことがうれしいと思っています。
もちろん挑戦するからには、勝利しなければなりません。一戦一戦、成長していく姿をファンは期待しているし、マクラーレン・ホンダにはその成長する姿を我々ファンに見せてほしいと思っています。
日本人のF1ドライバー(可夢偉選手...)がいないのは残念ですが、ホンダがF1に復帰したことで、今年は日本にとってF1がもっと身近な存在に感じることができる年です。私もF1をファンとして、どんどんF1を盛り上げたいと思っています。
さらに、今年のF1の注目ポイントを紹介です。
2.今シーズンも強いメルセデスAMG
昨年のF1GPで、19戦中優勝16回、ポールポジション18回、ワンツーフィニッシュ11回と圧倒的な強さをみせつけたメルセデスAMG。
今年もドライバーは、チャンピオンを獲得したハミルトン選手とロズベルグ選手です。
スペインのテスト段階から、既にその速さと信頼性の高さを証明していましたが、オーストラリアGPの金曜フリー走行でもその傾向は変わらず、ロズベルグ選手がフリー1・2と、どちらもトップタイムをマークしています。2番手は、もちろんハミルトン選手です。
3番手のフェラーリから、約1秒くらい速いので、これは今年もメルセデスAMGの強さは健在ということになります。
昨年記録した19戦中優勝16回という、とてつもない記録を今年は更新していくのか注目が集まるところですし、なんといってもドライバー同士のチャンピオン争いに注目が集まります。ロズベルグ選手が去年の悔しい思いから、どう成長をみせるのか注目です。
3.王者メルセデスAMGのライバルとなるチームが登場するのか!?
一方で、シーズンをさらに盛り上げるためには、王者メルセデスAMGのライバルとなるチームが登場するのか注目しなければなりません。
新しいパワーユニットも2年目に入り、ホンダを除く、メルセデス、フェラーリ、ルノーのパワーユニットは、昨年、メルセデスに対して大きく差が生じていたフェラーリやルノーは、間違いなく安定感やパワーの向上を図ってくるので、昨年ほどの差が生じないと思われます。
テストの段階でも、昨年、1993年以来の未勝利となったフェラーリが速さを取り戻してきています。フリー走行でもメルセデスAMGに続く、3番手、4番手タイムをマークしているので、ロングランのペースはわかりませんが、フェラーリがメルセデスAMGに対して、どう戦っていくのか注目です。
フェラーリは、ドライバーもすごいメンバーです。レッドブルから移籍してきたベッテル選手と引き続きフェラーリでドライブするライコネン選手。この二人も、F1ではチャンピオンドライバーですし、強いフェラーリが復活するのか注目です。
チャンピオンを逃したレッドブルの復活。ここにも注目しなければなりません。
昨年、メルセデスAMGに惨敗したレッドブル。2010年から4年連続のチャンピオンに輝いていたチームは、昨シーズン、ルノーのパワーユニットに涙する機会が多くありました。 今年は、ルノーも改良を加えてきているので、そうそう昨年みたいなことにはならない可能性があります。
特にレッドブルの強さは、ロングランにあると思っています。予選よりも決勝での走りに注目です。
そして、今年もダークフォースとなるのか名門ウィリアムズでございます。
昨年は、コンストラクターズ3位という結果となり、フェラーリよりも上の結果を残し、名門復活を印象付けてくれました。
今年もメルセデスのパワーユニットを搭載し、テストから良いタイムを示しています。フリー走行でも5番手タイムをマークしており、メルセデスにはメルセデスを!そして名門の底力を!!ウィリアムズがメルセデスに、どういう方法で勝ちにいくのか注目です。
4.メキシコGPの復活!
今年のF1は、1戦増えて20戦のレースとなります。
その1戦増えたのが、メキシコGPです。
メキシコGPの復活も、マクラーレン・ホンダと同じ23年ぶりとなります。
第18戦に開催され、サーキットは「エルマノス・ロドリゲス・サーキット」といって、標高2300mの高地にあり、エンジンやダウンフォースへの影響がありそうです。
ここのサーキットは、ホンダと縁もあり、1965年にホンダが初優勝を遂げたサーキットでもあります。
今年のF1は、そんなホンダといろんなところがつながる、そんなホンダと縁のあるシーズンなんです。
5.史上最年少F1ドライバー、マックス・フェルスタッペン選手
今年、トロロッソというチームのドライバーズラインナップは、マックス・フェルスタッペン選手とカルロス・サインツJr.選手という若い二人のドライバーを採用しています。
特に元F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンの息子、マックス・フェルスタッペン選手に至っては、17歳という若さであり、F1史上最年少ドライバーとして注目されています。
もちろんF1のシートを獲得したからには、若さではなく、速さが認められてだと思うし、どんな走りを見せてくれるのか?成長していくのかが注目です。
実は、チームメイトのカルロス・サインツJr.選手にも注目していて、お父さんはWRC王者カルロス・サインツです。お父さんの走りは、とても強くて好きだっただけに、息子の走りはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目しています。
6.バーチャルセーフティーカーってなんだ!?
今シーズンから導入が決定したバーチャルセーフティカー。 なんでもセーフティカーが出動するほどではないものの危険な状況であると判断された場合は、サーキットの特定の区間でマシンの速度を制限するための新しいシステムらしいのです。
具体的は、ステアリングの液晶に警告が表示され、ドライバーはそれを見て速度制限をしなければいけないとのこと。
本当に、この仕組みが機能していくのか、注目したいと思っています。
というこで、かなり長文になりましたが、なんといっても今年はマクラーレン・ホンダの復活であります!
ガンバレ!ホンダ!!
今年も自分なりの視点でF1を伝えていけたらと思いますので、よろしくお願いします。