進撃の巨人展は、まさにアトラクション！？

こんばんは☆　ヒデです。

東京・上野の森美術館にて開催されている

『進撃の巨人展』

に行ってきました。

（ここからは、ネタバレになってしまうかもしれないので、内容を知りたくない人は読まないでください。 ）

早速、入口では巨人になったエレンがお出迎えです！

進撃の巨人とは、別冊少年マガジンに連載されている諫山創先生の漫画で、コミックの累計発行部数は4,000万部を超え、日本のみならず世界でも人気があります。

現在、雑誌に連載されている漫画としては、日本で最も人気のある漫画の一つだと思います。

自分は、この進撃の巨人を最初はTV放送のアニメで知って、あまりの衝撃的な内容と展開に、あっという間に進撃の世界の虜になってしまいました。

なんてたって、この漫画世界観がスゴイ！

人類が謎多き「巨人」という存在を恐れ、身を守るために壁をつくり、まるで鳥かごの中のように生活しているんです。

しかもその巨人は、何故か人類を狙っている。　人を捕食するんです。

なんでそんなことをするのか？謎だらけの展開と衝撃シーンの連続に、あっという間に進撃世界の虜になってしまいます。

この漫画、スゴイんです！！

でも、漫画だけじゃない！漫画に負けないくらい、この進撃の巨人展もいろんな仕掛けがあって、スゴかったです！！

原画の展示はもちろんなんですが、珍しいことに原画の写真撮影がOKなんです。

しかも、その原画には諫山先生が、描いていたときの心境をコメントとして一緒に展示しているんです。

人が巨人に食べられてるシーンとかいっぱいあるんだけど、そのコメントを読んでいると、そういうものを描く時の心境が感じられて、おもしろかったです。

さらに、ただ原画を見るだけの展示会ではありません！

上の写真は、名シーンのひとつである人類が巨人に対して、初めて勝利した瞬間。

その場面をプロジェクションマッピングのように映像と音を重ねて、臨場感のある演出がなされていました。

こりゃ、ただ描かれたものを見るよりも迫力が伝わってきます！

これだけじゃなくて、展示会場に入って一番最初は、大型映像に音や衝撃、演出なんかもあって、まるでアトラクションのような体験から始まるんです。

展示会もただ見るだけのものではなくて、耳や鼻、肌で感じるものに進化していることに驚いてしまいました！

そんな原作者の諫山先生に影響を与えた漫画のひとつとして、地獄先生ぬ～べ～が紹介されていました。

この人食いモナリザの顔が衝撃的で、当時、諫山先生は小学生だったらしく、怖くてトイレ行けなったそうです。

実は、自分もぬ～べ～は漫画を全巻持ってるくらい好きで、この人食いモナリザはかなり怖かった記憶があります。

確かに進撃の巨人に登場する巨人たちも、どこか顔が整ってなくて不自然な感じは、この人食いモナリザの影響が強いのかもしれません。

原画以外にも、上の写真のように進撃の巨人で登場したアイテムなんかも展示されていました。

これは、物語の謎を解くカギでもある、地下室の鍵。

実物大が展示されていました。

サシャの芋も展示されていました。

まさかここまで再現されているとは．．．。

思わず笑ってしまいました。

リヴァイ兵長のブレードを握らせてもらいました。

う～～～、結構うれしい！！

実物大のエレンが使用していた立体機動装置も展示されてました。

これまたカッコイイなぁ～

さらに．．．、

ムムっ！　さらに．．．、さらに．．．。

 

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!

高さ50メートルを超える、超大型巨人だぁーーー！！！

ゲゲ、これだけの大きさで、なんかリアルだし、怖ぇ～～～。

この大きさですから！

超大型巨人の立体造形、ハンパない迫力でした。

こちらは、自分の足とエレンが巨人化したときの足。

やっぱり大きいねぇ～

もうひとつ、進撃の巨人展には「哮」という、最新の映像技術による360°体感シアターが別料金ですがあります。

90分待ちでしたが、こちらも体験してきました。

ヘッドマウントディスプレイを着用すると、そこには進撃の巨人の世界がっ！

まるで自分がトロスト区の中にいるようです。

しかも、巨人がやってきます。　ミカサが話しかけてくれます。

初めてこういう映像体験をしたけど、本当に360°見渡すことができて、まるで映像の中の世界にいるような感覚でした。

もうすこし画質が向上しちゃったら、ものすごいモノになりそうです。

というか、これが一般家庭に普及するようになったらヤバイかもって思うくらいです。

上野の森美術館自体はそんなに大きくないと思うけど、進撃の巨人展の見ごたえは最高でした！

これまで体験したことがない展示会の内容と演出に最初から最後までビックリしてばかりです！！

こういう展示会の手法は、今後広まってほしいと思います。

原画をじっくり見てもいいし、音や映像で見ている側にいろんな感情を与えてくれる。

まるでひとつの大きなアトラクションのように感じてしまい、とても楽しかったです。

ちょっと子供には衝撃の強い漫画だけど、この漫画を知っている人も知らない人も一度、この展示会で進撃の巨人の世界を体験してみてはいかがでしょうか？

ちなみにこれから行こうと思っている人は、必ず前売り券を購入して行くことをおすすめします。　当日券の販売はありますが、直ぐに売り切れてしまうので．．．。