この曲は、プロテスト・ソング代表曲であり、1947年に発行されたCharles Albert Tindley(チャールズ・アルバート・ティンドレイ)のゴスペル・ソング"We Will Overcome"をPete Seegerが労働組合運動の歌として、普及させました。米国の 1960年代に米国で盛り上がった、人種差別を反対する公民権運動の象徴と言える1963年のワシントン大行進のときに、Joan Baezが30万人の参加者に合唱させたことで有名です。プロテスト・ソングをほとんど歌わない、The Brothers Fourは1964年リリースのアルバム"More Big Folk Hits"で取り上げています、珍しいので動画をUPしました。
さて、Pete Seegerの12弦ギターについて書いて見たいと思います。彼のギターは特別オーダー品です。サイズはバリトン・ギターと言われる大きさで通常のもより幅広です。大きな特徴は逆三角形のサウンド・ホールと14フレッドでの長さが70cmもありネックが長いことです。これは弦のテンションを下げるためのもので、チューニングも1音(1・2/D,3・4/A.5・6/F,7・8/C,9・10/G,11・12/D)下げます。彼はカポを多用しますのでハイポジの時は非常に弦が抑え易くなります。晩期にはヘッドがスエアーになり。ピックガードを上部にも取り付けたタイプを使用していました。私自身はこのタイプが好きで数年前にヤイリギターで別注で作ってしまいました。私の最後の贅沢です。
We shall overcome
作詞作曲: Zilphia Holton、Frank Hamilton、Guy Carawan、Pete Seeger
We shall overcome、We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
We'll walk hand in hand,We'll walk hand in hand
We'll walk hand in hand someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
We shall live in peace,We shall live in peace
We shall live in peace someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
We are not afraid,We are not afraid
We are not afraid today
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
The whole wide world around,The whole wide world around
The whole wide world around someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
We shall overcome,We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday
我々は勝利する、我々は勝利する
我々は勝利する、いつの日か
おお,心に深く、私は信じる 我々は勝利する、いつの日か
我々は手をつなぎ歩く、我々は手をつなぎ歩く
我々は手をつなぎ歩く、いつの日か おお,心に深く、私は信じる 我々は勝利する、いつの日か
我々は平和の中に生きる、我々は平和の中に生きる
我々は平和の中に生きる、いつの日か おお,心に深く、私は信じる 我々は勝利する、いつの日か
我々は恐れない、我々は恐れない
我々は恐れない、今日の日は おお,心に深く、私は信じる 我々は勝利する、いつの日か
この広い世界を廻る、この広い世界を廻る
この広い世界を廻る、いつの日にか
おお,心に深く、私は信じる 我々は勝利する、いつの日か
Peter,Paul&Mary
Joan Baez,1965
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