男ゴコロと旅の空 rainbow in my heart

出張に行く。食事する。女を抱く。酒を飲む。仕事する。丸裸の俺?

noniについて①

2006-02-10 12:04:37 | Weblog
イリヤから質問があったので、
ノニについて、少し書きましょうか。
と言っても、僕もTNIのディストリビューター。
検閲なしに商品のことをWeb上には流せないので、
植物学上の知識に留めておきましょう。
これは僕の扱っている商品のことではなくて、
あくまでもノニという植物全般に対する知識です。

とりあえず母の実家が、牧野富太郎博士の植物図鑑を
出している出版社だったもので、
親戚一同、植物オタクの家系であります。
だから僕も、こういうこと調べるの、だ~いすきなんだ!


ノニ (モリンダ・シトリフォリア)
種子植物門 被子植物亜門 双子葉綱 アカネ目 アカネ科 モリンダ属 
Morinda citrifolia(Rubiaceae)  
和名 ヤエヤマアオキ   
別名 ミクロネシア・ノニ   
英名 Indian mulberry

植物学上のノニ(その1)
ノニは、植物学の分類上は、アカネ科に属する植物です。
アカネ科(Rubiaceae)の科名の由来は、宝石のルビーRubyと同じ。
アカネと言えば茜色、ということで、赤い色をイメージするのは、東西共通です。
アカネ科の植物というと、ノニの他には、アカネ、コーヒー、クチナシ、キナなど、
薬効がある植物や染料として使用されるものが多く、有用植物が沢山あります。
ノニ自身が、根からは赤い、樹皮からは黄色い染料が採れ、日本では薬効より
染料としての歴史が深い植物です。沖縄産の染料の樹として、群馬県の高崎市に
ある染料植物園にも植えられています。染料ついでに、アカネからは赤紫、
クチナシからは黄色の染料をとります。
薬効というなら、コーヒー(カフェイン)、キナ(キニーネ:マラリアの特効薬)があり、
またクチナシも婦人病の漢方薬として広く知られています。

属名(Morinda)は桑Morusとインドindusの合成語で、
英名のIndian mulberryも同じ語源です。日本語で直訳すると、
『インド桑属』とでも言うのでしょうか。
ただしクワ科の桑とは全く関係ありません。また、和名はヤエヤマアオキですが、
ミズキ科のアオキとは全く関連がなく、桑の一品種の「青木」に似ていることから
つけられたものです。
モリンダ属の植物は世界中で50~80種あると言われ、アジア・アフリカの熱帯の
海岸地方と、オーストラリア・ポリネシアなどに分布しています。
落葉または常緑の木本で、蔓性のものもあります。
ノニ(ヤエヤマアオキ)は、そのモリンダ属の一種で、インドから東アジアの熱帯地方、
そしてポリネシアに分布し、原産地はインドネシアのモルッカと言われているようです。
我が国では名前の通り、八重山諸島を中心とした沖縄県と、小笠原諸島に分布しています。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ノニってかわいい (イリヤ)
2006-02-15 18:03:42
詳しくありがとうございます。

私が思ってたものとは違いました^^

ちょっと見青虫に見えたり、マツボックリに見えますね。地球上には山のもの、海のもの、森のもの・・等

不思議で化学薬品にはない力を持つものがいっぱいあるといわれます。うーん・・カマキリの卵にも見えてきた。
返信する
一瞬 (nori)
2006-02-16 00:43:18
どきっとしましたわ...。(笑

noniについて①



noriについて①
返信する
ノニの写真見て! ( bays_star)
2006-02-16 12:56:16
ひとつの枝に、まだ花があって、

未熟段階の実があって、

完熟の実もある。

これが大きな特徴なのです。

一本の枝から、年に4回収穫できる。

一本の木で言うと、一年中どこかの枝で

果実を収穫できるという、

不思議な木なんですね。。。
返信する
確かに(笑) ( bays_star)
2006-02-16 12:58:17
noriちゃん!

こうなったら、僕と一緒に

世界にnoniを広める仕事を

手伝いません?



もちろんnoriも広めてあげる!
返信する

コメントを投稿