べったら市で 美穂ちゃんのチキンステーキ！

10月19日、20日と言えば、日本橋堀留町のべったら市。
僕にとっては、このべったら市が、
季節の変わり目の基準の日。
今日から冬の始まりって日なのです。



さて、まだ僕が30代初めの頃。
10年半勤めた広告代理店を辞めて呉服の仕事を始めたとき、
その修行の場が、ここ日本橋堀留町だったのです。

それ以来だから、もう15年以上、欠かさず参加しているお祭りです。

2005年のべったら市

2006年のべったら市

べったら市と言うと、寶田神社のお祭り、と言われています。
徳川家康が三河から江戸に移って来たときに勧進したのが
寶田神社の由来。江戸幕府が1603年、寶田神社が1606年。
だからガイドブックや様々な情報源では、
べったら市は江戸時代から続くお祭りと記述されていますけれど、
実はこのお祭りのもうひとつの主役は、椙森神社（すぎのもり神社）。
こちらも恵比寿様なのですが、歴史はずっと古く、
田原藤太秀郷が平将門の乱の折、鎮定の為の戦勝を祈願したのが
縁起となります。
僕はこっちの方がべったら市のルーツと考えていて、
江戸幕府なんかのずっと前から、徳川家がやってくるずっと前からの、
江戸商人の祭りだったと言う説なんです。
そこに寶田神社がやってきて、祭りが融合していったんだ。
べったら漬けを売るようになったのは、江戸時代から。
べったら市と名がついたのも江戸時代。でも、お祭り自体は
その前からずっとずっと続いていたのです。

僕のルーツは、家康と共に駿河の国から江戸に入った
土屋利平衛というヒト。
その子孫は商人になって、駿河屋平右ヱ門となるのですが、
そういう土着民には、こういう風に伝わっていまして、
江戸時代からのお祭り、なんて記述は、田舎者があとから
ちょこちょこっと調べて知ったかぶりしただけのことでしょう。

まるで横浜ベイスターズの前身、大洋ホエールズは
昭和35年に優勝したわけですけど、
それ以前、セリーグの第一回優勝チーム松竹ロビンスも、
大洋ホエールズの別系列のルーツであって、
優勝回数は２回ではなく、３回とすべきだ、というのと
そっくりなハナシ。。。？？？

べったら市です。



今年は金・土の開催とあって、土曜日の今日は、いつもより
人出が少ないような。
昨年は屋台もハンパじゃない数出てましたけどね。600店超えてた？
今年はちょっと少ないかな。500店くらいかな？
勤め帰りのサラリーマンがいないからね。しょうがないか。

で、最初椙森神社にお参りして、缶ビール片手にぶらぶらと。
今回同行したのは"WAKAMONO"と、その彼女。
二人とも関西人なので、
東京に来たならべったら市行かなきゃイカン、ということで、
誘ったわけです。

途中べったらの試食しつつ、2005年の記事にある豆を試食しつつ、

『そうだ！チキンステーキだ！！』

と思い立ったのです。

以前書いたチキンステーキの記事

そうそう。あのお得感溢れるチキンステーキの屋台が、
結構目に付くんですよ。
さて、どこで買おうか。。。と、一軒、他とは違う店を発見！



美穂ちゃんのチキンステーキ400円！

他のチキンステーキの屋台は、皆300円。
ここだけ100円高いのです。

だけどもだっけっど！

それには高い理由がしっかり存在しているのです。

①独自の選べる4種のタレ！
　おろし醤油、ＢＢＱ、塩ダレ、朝鮮の4種類。
　どれも美味しそうなのでＲ！



②キムチご自由に！
　美味なキムチが載せ放題だ。



③ステーキは切ってあり、キャベツも添えてある。
　他の店は鶏だけ袋入り。



これが美穂ちゃんだ！！

『うちは他とちがうから、高いって言われても
　ぜ～んぜん気にしない！』

と、自信たっぷり。汗でテカテカの顔が、実にカッコイイ。
いやぁ、これぞベンチャー、これぞ企業努力。
実に素晴らしい起業家精神。
美穂ちゃん、いいねぇ！！



千切りキャベツの上に、食べやすくカットしたチキン。



キムチをトッピングして。



んまそ～！！



タレは塩ダレをチョイス。
半分は別のタレにすれば、違う味も楽しめたな。。。

皆さん、チキンステーキは美穂ちゃんでキマリです！

来月は浅草に出るらしいので、
見つけたヒトは、是非ヨロシク！！