聖バレンタインの呪縛

さて。バレンタインデーでしたね。

今の日本、女の子は
『今日は誰かにチョコをあげなくてはいけない』
という呪縛の虜にされ、
男はまた、誰かにチョコをもらえるかどうかに、
命がけになる。
いいかげん、そういう呪縛から、決別しなくちゃいけません。

僕自身、１０代の頃は、バレンタインにチョコもらえるかは、
ものすごいデカイ出来事だったし、
くれると思っていた彼女が、僕じゃなくジャイアンツの篠塚に
チョコ持っていったことで、打倒ジャイアンツを誓ったりしました。
（いまだに篠塚キライだもん！）

女性相手の着物デザイナーをやっていた頃は、
全国から、チョコレート届きました。中には北海道から、
“バレンタイン毛蟹”送ってきた人も。（これはウレシイ）
どこで調べたのか、ストーカーが自宅ポストに
チョコ投げ込んだこともあったっけ。
もう、チョコ、いりません。
今日メール送ってきてくれた女の子には、
『チョコはいらん。体くれ！』って、返事返しました。
明日から、メール、くるかなぁ（自爆）

で、バレンタインの話題です。（さっきからバレンタインの話でしたが）
例の和風Barに行ってきました。
客が少ないんです。この店。
で、ここのママというか、女将というか、店長というか、
とりあえず一人で切り盛りしている女性なんですが、
きっと、今日来たお客のために、
チョコを用意してるんだろうなって思ったんですよね。
呪縛に縛られているに違いないですから。
でも、客、来ないかも知れない。

そのときは、寂しいだろうなぁ。

そう思ったらね、行ってやらなきゃって、思うじゃないですか。
案の定、帰り際に、チョコ、もらいました。
１週間後に籍入れる相手がいるんだからさぁ、
チョコなんて、そいつにだけ、あげりゃいいんだよ。
付録に女体付のチョコじゃなきゃ、欲しくないんだけどなぁ。

さてさて、今日は、その店に、博多ラーメンのお土産を
持って行きました。キムチそばのレシピも、教えてきた。
今度から、東京で唯一、その店で、
bays_starレシピのキムチ焼きラーメンを、食べることができます。
女房にしろ、彼女にしろ、店の女将にしろ、
美味しいものを作ってもらうには、美味しいものを食べに
連れて行かなきゃいけないっていうのが、僕の持論です。
今日その店で知り合った某社長と語らって、
次回はその店を早仕舞いさせて、女将にうまいもの食わせに行こうと
思っています。