あの女性の口の周りの刺青を思い出す。
東北のほぼ岩手に近い村で生まれたが、
入学前に小学校で何かのイベントをやっていたが、
アイヌ文化についてだと思うが、アイヌという言葉も初めてだが
数人で舞台で踊を踊っていたが珍しかった、
田舎の事とてイベント自体が初めてで民族衣装を着た
叔母さん達が踊っていたが、終わると校長先生が
そのおばさんを舞台の中央に呼び、
口の周りの入れ墨の話をしていた、テレビでやっていた刺青
別に興味は無かったがとても嫌だったことがある、
未就学の私だがその紹介の仕方が
とても差別をするような紹介の仕方で先生に
そんな気は無かったような気がしたが、
アイヌの衣装を着たおばさん、あの場面を今で思い出す。
幼心にとても嫌な云い方だった。
校長にそんな気が(差別)ないのも分かった
何が嫌なのか言葉に言えないので、親に言えなかったが
もう数十年経っているのに覚えている。
だから四・五歳でも差別の言葉の意味は分からないが
差別をしているの分かるんだよ。子供は素晴らしいね。
まあ我家の親は全く差別がなかったからね、兄弟も男女も
貧富も何も差別をしなかった、だから敏感に分かったんだ。
そういえば中学の美術の先生がハンサムなアイヌの人だった
なんだか心の中で戦っているらしく途中で
何処かへ行ってしまった。最後に校庭の段に立って
何か演説をして「必ず戻ってくる」とシュプレヒコールした
でもねその頃の中学生は冷めきっていた。気の毒だったな。
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