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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

富山県井田川周辺―オオハクチョウ

 昨年末に河北潟のハス田に出かけると、アオサギが手持無沙汰そうに佇んでいる畔近くにタシギを見つけた。

            ハス田に佇むアオサギ

 車の中から眺めていると、タシギは畔の上に上がって盛んに草の実?を食べ始めた。




             畔で餌を探すタシギ

 周りをよく見ると、枯れたハスの茎の間にも多くのタシギがいた。




          ハス田の中で餌を探すタシギ

 タシギは人には敏感なはずなのに車の中の人間には気づかないようで、大胆に餌を探していた。初めての経験であったので飽きることなく、暫く眺めていた。
 富山県に行く機会もあった。宿泊施設には十月桜も咲いていた。

             花をつけた10月桜

 八尾に近い井田川近くで白鳥の群れを見つけた。

           土手付近を飛ぶハクチョウ達

 この辺りにはオオハクチョウが渡来するという事前の知識としてはあったが、実際に田に30羽ほどの白鳥の群れがいるのを見つけることができた時には少し興奮した。嘴の黄色い部分の割合、頸の長さなどより大部分はオオハクチョウだと思われた。





        水の張られた田で餌を探すオオハクチョウ

 エサを探しているものをアップしてみると、小型で頸が短く、嘴の黒い部分も多い白鳥も混ざっており、コハクチョウも混ざっているようであった。


        群れに混ざるコハクチョウと思われる白鳥

 年明けも暖かい日が続いていたが、8、9日とやっと雪が降り、10日朝には積雪が15㎝ほどに達し除雪車も出動したが、その雪も長持ちせず、冬鳥を見る環境はなかなか整わなかった。

           今冬初めての本格的積雪の始まり

 2月に入ると、雪の日が多くなり、4日から1週間断続的に続き、雪は層状に積もり地層のようになって10日朝には53㎝に達した。



             2月の積雪(最大53㎝)

 散歩道には野ウサギの足跡が見られた。ウサギは跳び箱を飛ぶ時のように、前足で雪をかいて、後ろ足で蹴って前に進む。雪には後ろ足の跡が横に、前足の跡が縦につく。

             野ウサギの足跡

 見た目には後ろ足の跡が前についているように見える。登りの時はその間隔が狭く下りでは広い。
 一方、野の鳥はシロハラ、ヒヨドリくらいしかいず、空振りの日が続いている。

          雪を謳歌するシロハラとヒヨドリ

 今朝は積もった雪が凍るほど冷え込んだが日も出ている。陽射しは春のように暖かい。

コメント一覧

bbdupstream494
ryokuhoo(緑の風) さん
オオハクチョウとコハクチョウ、大きさはもちろん違いますが、嘴の黒い部分の大小も重要な見分け点です。
ryokuhoo(緑の風)
オオハクチョウとコハクチョウ。並んでみると大きさの比較が出来ますが、単独では見間違えそうです。
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