Genzooのブログ

日々の出来事・気が付いたことを綴っています。

スキーの準備と「滑降ー時速160Km極限の恐怖に挑む」

2010-02-07 22:31:23 | Family
今週末にスキーに行く予定なので、スキー道具を引っ張り出して準備をしていた。

子どもたちはどんどん足が大きくなるので、去年履いていたスキー靴が使えるかどうか履かせてみていた。

するとプチプチを引っ張り出してきて、ガレージで椅子をリフト代わりにしてスキー遊びをしていた。

スキー1

晩にNHKのニュースを聞いていたら、その後の「NHKスペシャル」でスキーの滑降の話をしていた。

おもしろそうな内容だったので思わずプロジェクタのスイッチを入れた。

滑降のトッププロの滑りを、あらゆる角度から最新機器を駆使して、科学的分析によりなぜ速いのかを探っている内容だった。

アクセル・スピンダルという選手で、高性能GPSを駆使してのコース取りや、MRIに始まって滑降中にいろいろな機器を付けさせられて筋肉の動きや目などを分析していた。

スキー2

そこでおもしろかったのは、時速160Kmで滑降している1分30秒の間に1回しか「まばたき」をしなかったことだ。

他の一流の選手でも、滑降の間に数回は「まばたき」をしているらしい。

これは考えられないことだと専門家も言っていた。

生身の身体で、時速160Km! 

それもデコボコの雪の上。

一回「まばたき」をすると一瞬にして足をとられるんだろうな。

これを見ていて、この間バイクの世界チャンピオンのロッシが、F1のテストに参加していきなり他のF1ドライバーに比べても遜色のないタイムを
叩き出したことを思い出した。

バイクのレーサーは、やはり前方への注意力とその緊張状態の中での機器の操作が車に比べて多いからだと思う。

両手・両足4本がそれぞれ別の動作を要求される。

なおかつ、常に前方から現れるものに神経を尖らせている。

やはり命がかかってるもんね(笑)。

昔、バイクで会社へ通勤していた時、夜中にVMAXで新御堂筋を爆走して帰っていた。

いつも、もう眠たいから帰ろうと思って帰るんだけど、帰ったら目が冴えて全然眠れなかった。

滑降の話じゃないけどバイクの運転というのは、車と比べて神経を張り詰めて運転しているから、たぶん「まばたき」もあんまりしてなかったん
だろうな。